道路に、、、 | 白ごはんに~うめぼし♪

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今はちょこっとパニック症候群。とそれによる開帳足・偏平足による足の痛みで思案中。
日々の小さな いろーんな事で元気を出そうとしてます。


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ポストへの投函を頼み忘れたから、ハガキは自分で持って出た。

ルートには2か所ポストがあり、少し回り道をすればあと2か所にもある。

自転車の前カゴに入れて走った。


目的地に着いて、カバンを持ち上げて


あっ! (>_<)   ハガキだった・・・

帰りに出そう。



帰り途の夕方、少し冬のにおいがするなぁ、なんて思いながら家が近付いて来た時、


あっ! 又 ポストを通り過ぎた。 (x_x;)





先日、通販で頼んだ商品がなかなか届かず、

おかしいなあ、最近は早く送ってくるようになったのになぁ・・・


もしや。もしや。


ーーーこの前のハガキは出してくれたよね? ( 一一)


【HDさん】 「出したよーー 2・3日遅れたけど。 」



やっぱり、、、

<よほどの物> は、自分で出すようにしているけれど、

ドキドキしながら頼む事もある。


【HDさん】 はカバンの中に1週間大事に保存していたことが何回かある。


ーーー中に入れないで、手に持って行ってー   



なんて言っていたのに、私も持ったまま帰ってきてしまった。

人の事は言えない・・・




仕方がないから、家を目前にして左折。ルートはずれのポストへ向かった。






(o・ω・o)?


ん。


道路に、 ん。



何か落ちている。



あ。


もしかして。


たぶん。


え。


・・・・・・・・・。


ネコだ。


薄茶色の猫が手足を伸ばして横たわっている。



歩いている女性も振り返りながら、通り過ぎる。






心臓が大きく脈打つ。


小学生の頃に住んでいた横の大きな空き地だと思っていた所は、

本当は長い道だったので、整備されて国道へと変わった。

片側3・4車線はあるような道幅の、これから昭和の成長期に向かっていくのを

象徴しているような近代的な姿をしていた。



背の高い街燈が一晩中赤々と灯る別世界のような道で、

横たわるモノを沢山見た。


野良の猫も犬もまだまだ沢山いた時代だ。

彼らは空き地気分を持ったままだったのかも知れない。


登校の時に道に何やらボロ布がある。

帰りに見ると、ひっきりなしに行き交う車に轢かれて・・・

とても・・・ひどい状態になっている。


それが、次の日。そして次の日となると、もう、形は無くなって

数日で痕跡さえ分かりずらくなって、何事も無かったかのようになるのだ。



そして、又

ある日 そんなモノを見てしまう。




本当のぼろ布の時もある。

何やら不安で、なぜだかじっと正体を突き止めるまで凝視してしまう。

分かったからといって、かえって落ち込む事になるのに、

どうしても目が離れない。


あれは、誰かの手袋よと、上着が飛んだのだと、

勝手に解釈して納得させてしまえば良いものを・・・出来ない。







日曜日の夕方もそうだった。

何も血などは出ていないけれど、ピクリとも動いてはいないし、

こんな冷たい道路にあんなにべったりと寝るはずがない。


2台がすれ違うほどの道幅のところ、3分の1のあたり。

車が見つければ避けて通れるだろうが・・・


ポストへ投函をして、又 そこを通らねばならない。




あ、、、やっぱり、、、

そのままだ。

急がないと。






夕方のジョギングに出る 【HDさん】 がいた。


ーーーどうしよう。 ( ̄ロ ̄lll)


たしか、そういう処理の係が・・・あったはず。

市役所のホームページを調べたら、土日は休みとなっていた。


ーーー休みだってー

     どうしよう。


【HDさん】 「何が?」


ーーーだって、もう暗くなるから、見にくくなるから、

     あそこにそのままだったら、車にどんどんひかれるわ。

    


【HDさん】 「 ( ̄‥ ̄)

        道の端に移動したらいいの?」


ーーー触れるのォ?


返事はしないで、うなずいたように見えた。 


【HDさん】 が触れるとは思わなかったけれど、、、

私は絶対 駄目だ、、、






1時間ほどして、真っ暗になった中、高揚した顔で帰ってきた 【HDさん】


ーーーどうなった?


【HDさん】 「あ、あれね、 よこの家の人が処理したみたいやった。」


道路の端に二重になったビニール袋が、置いてあり

その家のご主人がホースで、水を撒いて道路を洗っていたそうだ。




何も道路には出ていなかったけれど、、、水、、、

あれからひかれちゃったのだろうか、、、




何十年ぶりかで、遭遇したことだった。