1か月 | 白柴りんの気ままな天国生活

白柴りんの気ままな天国生活

2023年3月11日 16歳10カ月で旅立った、白い柴犬りんの自由気ままだった記録

早いもので、りんが亡くなってから約1か月が経ちます。

この1か月は、なんと言うのでしょうか、フワフワした感じと言うか。

それでも、いっぱい詰まった1か月のような。

たくさんの方の優しさを感じる事も出来たし、りんがいない寂しさ、いてくれた感謝も。

 

犬を飼い、看取る経験。

これもいつしか何かの役に立つのでしょう。

先代犬の時の経験が、りんとの接し方に活きたように。

人の目など気にせず溺愛する。色んな所へ遊びに行く。犬ではなく家族として暮らす。

昔と今では時代が違うと言えばそれまでですが、先代の時には出来なかったことです。

 

偶然にも同じ11日に亡くなり、母と姉の夢に一緒に出てきた二人。

人間の勝手な、都合の良いこじつけかも知れませんが、やはり先代の子の紹介で、りんと出会えたのかもしれません。

縁があった。そう考えると、とても心が温かくなります。

 

次の子は…なんて話そうものなら、父、母、姉は大反対するでしょう。

そもそも、りんを飼う時ですら反対されたのですから。

「ララ(先代)みたいな子はいない」

「あの子なら良いけど他は駄目」

「あんな賢い子はいなかった」

なんて言われました。

 

反対を押し切り、母を説き伏せ、りんが我が家に来ました。

その後反対派がどうなったかは、みなさんご存知の通り。

先代の子も一番。今の子も一番。

どっちがいいとか、どっちが可愛いとか、どっちが幸せかなんて順序は無い。

前から何度も言っていますが、どっちも世界一。そして誰の子も世界一。

やっぱり何かしら縁があって、その縁は、空の上にいる誰かが繋げてくれたものなのかも。

 

今現在、次の子を考えているわけではありません。

私もその気はありませんし。

ただ、「絶対」とは言わないです。

先代のララ、そしてりんが、「この子をお願いね」と言ってきたら飼うでしょう。

それがいつの日かわからないし、そんな日は来ないかもしれない。

何かの縁を感じる事が出来る日が来るのか来ないのか。

その縁も、私ではなく娘の代になってからかもしれませんしね。

 

まぁ今は、みんなお疲れ様です。って感じでしょうか。

17歳までもうちょっと。頑張りましたよ。本人も家族も。

いや、頑張ったというか、幸せだった。

本当に自慢の子だし、私たち家族もやり切った。胸を張れます。

あんな子がいてくれたことが嬉しいし、家族になれた事が誇りです。

母も最期の時の話を少しずつできるようになってきました。

涙はまだまだ毎日流しているようですが、泣けるときは泣く方がいいのでしょう。

少しずつ、りんさんが心の中で笑顔でいてくれる時間が増えてきているのでしょうね。

 

りんさんを飼った時に決めた事、夢。

それがどれも叶いました。

 

15歳の表彰を受ける。

最期は家で。

 

この二つが私が叶えたかった事です。

欲を言えば、母の腕の中で…とは思いましたが、りんが選んだ旅立ちです。

静かにゆっくり旅立ちたかったのでしょう。

なので、最高の最期だったんじゃないかと思います。

 

今月の下旬は四十九日があります。

納骨はしないので何が変わるわけではありませんが、一応区切りになるのでしょうか。

ふとした時の寂しさはずっと続きそうですが、みんな元気です。

りんも元気で。

出掛けた時は、一緒についてきてね。

 

我が家に来た初日の写真!

不安でいっぱいだったろうね。

 

ついでと言っては何ですが、りんさんの貴重な「お手」集。

りんさんが何か芸をすることはかなり珍しい。

おいでと言うと、「お前が来い」という子でしたから。

でも「お手」だけはしました。

お手と言うか催促ですが。

 

我が家に来て2か月後

初めてのお手!(手が逆)

可愛らしさ優先。

 

一気に飛んで、7歳

この世は力よ!と言わんばかり

やはり経験を積んで力こそ正義と知ったのでしょう。

 

2年後

なんかめんどくさくなる

 

12歳

やっときゃいいのよって悟ってる感じ。

 

意外とお手の写真は珍しいのです。

探しても、このくらいしかありませんでした。

なんか久しぶりにバンダナ姿も見た気がします。

 

ではまた次回、懐かしいりんさんに会いに来てください。