改めまして、先日の地震の際にご心配頂き、ありがとうございました。
沢山の方からのコメントやメールに心から感謝しております。
全ての方のコメントを読ませていただき、本当に嬉しく思っています。
本来ならお一人ずつ返信するべきなのでしょうが、大変失礼だとは思いますが、それぞれのブログ記事のコメント欄に、皆様宛にまとめての返信を書かせていただきました。
本当にありがとうございました。
では、少し地震のお話を。
りんさん、実は大きな地震を経験したのは2回目でした。
新潟で地震と言えば、みなさん思い出すのが中越地震。
これは2004年に起こった、最大震度7の巨大地震でした。でも15年前なので、りんさんはまだ生まれていません。
では1度目は?と思うでしょうが、2007年に起きた中越沖地震です。
この中越「沖」地震、ちょっとだけ場所が違うし、正直あまり目立たなかったかもしれませんね。
それでも最大震度6強だったので、大きな地震でした。
我が家の付近の震度は、中越地震が震度6強。中越沖地震が5強と、どちらも今回よりも大きかったです。
りんさんは1歳の頃に、5強の揺れを経験してたのです。
その時のりんさんの様子ですが…
とっても普通!
その時は午前中で、ちょうど散歩してたんです。
あれ?なんか変じゃない?揺れてる!でもお散歩楽しいね!
そんな感じでした…。家の中じゃなくて良かったんだと思います。
で、今回は夜。
おばあちゃん犬になったりんさん。完全に寝ていました。
そこへあの緊急地震速報。人間はビックリ。りんさんはグッスリ。
揺れは横揺れで、慌てて外に逃げるほどでもなく、物がちょっと倒れる程度。
停電もないし、過去の地震と比べると、かなり余裕を感じれるほど。
ですが、それは6強を経験してる人間だからで、初めて震度5を経験した妻なんかはビビりまくりでしたけどね。
やはり災害は経験の差と言う物が出るんだと改めて感じました。
あ、りんさんは、報告した通り、ビックリして吠えてました。
すぐに母が駆けつけて声をかけていたので、ほどなくして落ち着いたようでしたが。
人間の大人は地震を理解していますが、幼児や動物たちは理解不能ですしね。
撫でて落ち着かせることが一番大切ですね。
その後は小さい余震も来てましたが、りんさんは問題なく寝て、翌日も食欲旺盛で、元気いっぱい。
精神的な疲れも無かったようで、一安心です。
中越地震の時はPTSDになった犬や猫が大勢いたんですよ。
あの時は本当に凄かった。りんさんがいなくて良かったと心から思えるほど。
30分の間で震度6が3回来たんじゃなかったっけな。あらゆる物が吹っ飛んでました。
今と違って良いカメラも無かったので、今となってはあの滅茶苦茶な状況を写真に収めておけばよかったと思います。
マンホールが1m飛び出てたり、道が割れてたり。
このご時世なので、防災グッズなどはテレビで特集されたりするのでわかる人も多いでしょう。
ネットで色々調べられますしね。
なので改めて私が言う事でもないと思いますが、そうですねー。気を付けてる事が、車のガソリンでしょうか。
ギリギリまで減らしてから入れるのではなく、半分切ったら満タンにしてます。
中越地震の時は寒かったんですよ。電気が無いから車のエアコンがとても助かった。
家の中より安心ですしね。
という事で、テレビも見れるしプライベートな空間が守られる車は大切。
あとは、お風呂の水はトイレの水になるって事でしょうかね。
電気ガス水道が止まったので(今回は止まってないですよ)、トイレが流せない。
でもお風呂の水があれば流せる。これが結構重要。精神的な負担が少ないに越したことはないですしね。
一番は災害がない事が何よりですが、いつどこで災害に見舞われるかは誰にもわかりません。
もし災害に遭ったら、まずは冷静に。そして、自分なんてどうとでもなるので、自分より弱い子たちを守る。これですね。
文字ばかりだとつまらないだろうから、今朝のりんさんでも。
このように、地震なんて無かったとばかりに元気に寝ております。
ちょっとアングルを変えただけの写真も撮ってしまうのが親バカの務め。
こんな、何気ない当たり前の日常。
それこそ最高の幸せ。
やっぱり忘れたころに来る災害。
自分は大丈夫。なんて事は誰にも当てはまらない根拠のない話です。
たまにでいいので、頭の中でイメージして、ああしてこうして、、、と思うだけでだいぶ違うと思います。
無駄に騒がず、かと言って楽観視せず、冷静に動けるようにしたいですね。
りんさんは落ち着きすぎだけど。
何度も何度も言いますが、今回ご心配してくださり、本当にありがとうございました。
コメントも纏めての返信となりますが、心から御礼申し上げます。