想いが現実になりました
皇居ランの後で三宅坂に在る国立劇場のロビーに据えてある平櫛田中先生の鏡獅子を観ました。
10歳代で父と一緒に国立劇場で見て、60歳代で井原市国立に里帰りした時に見て、またその間にも幾度もテレビで放映されるのを映像として見ていました。
先日の70歳代で観る平櫛田中作鏡獅子は初めて観る感覚でした。
この前に鏡獅子が井原に里帰りした時に、井原市立平櫛田中美術館で鑑賞することが出来るのはこれが最後であろうと云われていました。
もっと、しっかりとあの時に観ておけば良かったと国立劇場で想いました。
1月30日、眼を疑うような新聞記事を見ました。2月7日から井原市立平櫛田中美術館に国立劇場改修に伴い帰ってくると云う知らせが出ていました。
想いが現実になりました。
この度は74歳の眼でしっかりと鏡獅子に向かい合う覚悟です。