嗚呼 ロウケンパン | 豊池美術店のブログ

嗚呼 ロウケンパン

 

倉敷に在る大原邸の居間に軸が掛かっていました。

暉峻義等博士の「饅頭の讃」その下に富本憲吉先生の「鉢植えの蘭と饅頭の図」です。

 

 

暉峻義等(てるおか ぎとう)は大原孫三郎さんの設立した「倉敷労働科学研究所(略称:労研)でロウケンパンを開発した方です。昭和天皇の摂政官・労研顧問を務めています。

 

 

富本憲吉(とみもとけんきち)は文化勲章を授与された人間国宝の陶芸家です。

 

 

先人の息吹に触れ、そしてロウケンパンを口にした少年時代に想いを巡らしました。