
8月1日、白内障手術を受けました。
いくつになっても初めて経験する事は不安と期待が入り混じります。
手術直前にカスタネットを手渡されました。
「なんですか?これは‥‥(西郷輝彦じゃあるまいし)」
「手術中に咳が出そうとか、他にも先生に訴えたい事が生じたらそれを鳴らしてください。」
口を開いて言葉にすると、顔全体の筋肉が動いて危険だからです。
手術が始まり、「光の中の点を見ていてください。」との言葉に従いそのようにしていました。生前に白内障手術を受けたお母さんを想い出していました。
お母さんもこのように光の中の点を見ていたのだろうなぁとずっと想っていました。
これが本当の「瞼の母」。