undertaleのプレイヤーとかファンとか作者のこととか。 | ばいばい

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全編のネタバレを含むかもしれません。主にGルートに関しての話です

現在自分は一応3ルートクリア済みで、知人がN,Pルートをクリアしたところ。
プレイの模様は配信していたので数人の方は知っていると思う。
これまで自分はファンの意見やらを何一つ知らずに遊んで、勧めていたのだけど
ニコ生で配信していてはじめて知ったことがあって、
人数はわからないけど多数の人が、 Gルートの攻略を良しとしていないようだ、ということ
それどころか、Gルートを勧めてきた方は何故か荒らしでもあるかのような有様である
(例)「殺さないの?」「皆殺ししようよ」等
皆殺しはともかく、敵殺すのってゲームにおいてとても普通なのに、なんだか不穏な空気だ。
そして、その方々以外は
「やるつもりなの?」「自分は絶対にやらないよ」「勧めないよ」
このような意見が多い。
…うーん…?

頭で考えるより先に喋ってしまう性格なので、
その場では
「もしかすると、やらせずにPルートクリアで終わりにしておいたほうがいいのか?」
「作者もそれを望んでいるのか?」
「配信時のコメントを見ると、まるでものすごく悪いことみたいだ」
と考えてしまい
「どうする?やめる?ここでアンダーテイルというゲームは終わりでもいいのかもしれない」
などと口走ってしまった

けれど、あの後考えて、やっぱりそれは違うと結論づけた。
うまくまとめられなかったので箇条書きにする。

このゲームには強い悪意が含まれている。



■周回プレイを楽しんでいるプレイヤーさん、
何周もするのは本当に好きなんだなって思う。
だけどGルートには向かわない、となると…うーん?
ところでPルートクリア後に出てくるお花さんは、
「みんな幸せになったこの世界を壊さないで」
と言う。
それはきっとこの後Gルートなんかに進もうとするプレイヤーには胸に刺さる言葉である。
でも、「Pルートをもう一周するために世界を削除すること」に対して
躊躇いは感じなかったのだろうか
殺すことと、世界をなかったことにすることは、そんなにも違うだろうか

■作者はGルートを用意した。
それなのに何故か進めることを拒んでくる
やめろ、殺さないで、 キャラクターにはそうしゃべらせておきながら
最終ボスや専用BGMまでしっかり準備されている。
僕は「作者がGルートをやってほしくないと思っている」ということはあり得ないと考えている。
だって頑張って作ったゲームだよ?
ギリギリで何度も頑張ればクリアできるような、絶妙なバランスで作られたラスボスまで
たどり着くことすら、誰もがしないことを、望むわけがないよね?
けれど、そこへ進めば進むほど心は痛み、罵られる。
「殺すようなルートへ進もうとするプレイヤーが悪」であろうか?
いや、「殺すための道をしっかり準備して歩ませて、それを叩く」なんていう
なかなか信じられない仕様にした作者こそが悪意に満ちていると思った。
だけど、このゲームにGルートが存在せず、
不殺でクリアできてみんな仲良しハッピーエンドのPルートまでの構成で終わっていたら
ここまでの評価は得られなかったと思うし、
こうして深く考えることもなく「いい話だったな~」で終わるところだった。
こうして考えさせてくれるこのゲームが私は好きだ。
Gルートが好きだ。他ルートでは見られないsansの一面はここだけで見ることができる。
ゲームが下手な私にはあまりにも難しく、百回は死んだsans戦
もう無理だと諦め半分で毎日少しずつ頑張って、ようやく倒すことができて
「ここまでやるとは」と言われて、嬉しかった。
殺すためにだけど、頑張ったんだ。大好きなゲームだから最後まで自力でやりたかった。
そういう「ゲームとしての魅力を見つけて最大限楽しむ姿」を
叩く人がいるというのが、なんだか悲しくてさ。
楽しみ方は人それぞれなんだよね

どんなに明るくて楽しくて優しくて幸せな子がいたとしても
これはゲームなんだよなぁ……
彼らの世界では彼らは必死に生きていても僕たちの生きる世界とは違うんだよ。

もう一周遊びたいなあってリセットボタンを押すこと
Gルートはやりたくないから動画で見ればいいかなって再生ボタンを押すこと
それはfightコマンドを使うことと、あんまり変わらないかもしれない

■あれこれ考えて1つ思ったことがある。
登場キャラクターがGルートへの進入を拒む演出があるのと同じように、
作品を盛り上げる目的で、あえて引き留めているのではないか?ということ。
それらを振り切ってでも遊ぶことに意味があると。
考えすぎておかしくなってきた気がするけど、
ネットのやりすぎでそういう思考になってしまった…

長くなってしまったけど
すごく簡単にまとめると「Gルートも含んでundertaleというゲームが大好きです」ということと、
「Gルートをこれから進めるけど、咎める発言をされるとちょっと困る」ということです