だいぶ気温も低くなり今年も残すところ40日足らずとなりました、本日は10月に調査依頼を受けた甲府市内の住宅のヤマトシロアリ駆除をおこないました
基礎コンクリートの角(コーナー)には蟻道があります。
住宅の床下は防湿コンクリートですが基礎立上りと土間防湿コンクリートのわずかな隙間より蟻道を構築しヤマトシロアリが土台(木材)に到達して食害しています 土間に穿孔(振動ドリルで穴をあけてます)してヤマトシロアリの生息箇所であるコンクリートの下の土壌に対して長期にわたって効果的にタケロック薬剤が届くようにおこないます。
土間コンクリートに対して穴を開けた箇所より手ごたえを感じながらゆっくりとタケロック薬剤を注入していきます マイクロカプセル剤のタケロック薬剤ですからコンクリートのアルカリに対して安定して長期に効果を発揮していきます
コンクリート下の土壌に効果的にタケロック薬剤が浸透しました、これでこの箇所のヤマトシロアリのコロニーは完全駆除できました
ヤマトシロアリはあちらこちらとコロニーがゲリラ的に生息しています
蟻道を壊して見るとヤマトシロアリの職アリが出てきました
土間コンクリートの下の土壌より水分を供給しています(人間が思うほどの水分 湿気は必要ありません) 床下が土壌の場合よりもコンクリート(防湿コンクリート)の場合のほうが駆除施工には時間と知恵が必要です
食害された土台(木材)です、床上から押さえるように踏んで見ると食害された土台に空洞がある為に根太(床組材)が少し床が沈む感じです
土台も部分的な食害で食い止めましたのでお客様の気になる沈む感じの根太に対して補強材をしておきました