城めぐり | 吉野ヶ里遺跡-2!邪馬台国?石棺発見が記憶に新しい弥生時代の集落の遺跡 | 地図付 | 武るるん♪ 武将と城の旅。時々観光とグルメ(地図付き)

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お城めぐりの旅、吉野ヶ里遺跡その2の紹介です。

 

城名(別名) 住所 関連する人物
吉野ヶ里遺跡 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手 弥生人、卑弥呼?

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日本100名城スタンプ No.88
登城年月:2008年07月
登城順:14/100
日本最大の弥生時代の遺跡です。
くるまr有料駐車場があります。

100名城スタンプは歴史公園センターにあります。
9:00~17:00(9月~5月)
9:00~18:00(6月~8月)
休園:12月31日、1月の第3月曜とその翌日
入園料:460円


工業団地開発のために発掘調査され、保存が決まる
吉野ヶ里遺跡は、日本最大の弥生時代の遺跡で、国の特別史跡に指定されています。
工業団地の開発のため、昭和58年(1983年)より文化財の発掘調査が行われ、その結果、大規模な環濠集落跡が発見されたために開発は中止となり、国の特別史跡に指定されました。

遺跡の説明
以下のマップは吉野ヶ里歴史公園のHPのものです。
以下の内容はこのマップを参照のこと。

 

 

 

外濠
吉野ヶ里遺跡の周りには広大に外壕が巡っています。
外壕はV字形に掘られ、その範囲は、南北1キロ、東西0.5キロ、壕の面積は約40haもあります。
濠に面して柵が築かれ、重要な入り口付近には逆茂木や乱杭が設けられていました。

南内郭
王やリーダーなどが住んでいました。
周囲を壕と城柵で囲み、物見櫓が築かれていました。
物見櫓は権威を示すシンボル的役割も担っていたようです。

北内郭
吉野ヶ里の最も重要な場所。
村の長集まり、田植えや稲刈りの日取り、季節の行事、市を開く日時などが決められ、この地で儀式が行われました。
また、司祭のお告げを聞く場でもありました。

甕棺墓列
甕棺(かめかん)は九州北部特有の棺です。
大型の素焼きの土器に死者の手足を折り曲げて入れ、埋葬されました。
吉野ヶ里では点々とまとまって甕棺が主と出土しています。
墳丘墓の北側には、真ん中に道が設けられ、両側に2,000基を超す甕棺が長さ600mにわたって整然と並べられて埋まっていました。

吉野ヶ里は邪馬台国かはてなマーク
2023年6月、神社が建っていて手つかずだった地から、弥生時代後期の有力者の墓とみられる石棺が見つかりました。
石棺は見晴らしのよい丘に単独で埋葬され、石の蓋には線刻があり、明らかに通常の墓とは異なっていました。
これは、卑弥呼の墓ではないかはてなマーク
金印がみつかるのではないかはてなマーク
なんて盛り上がりを見せましたが、4枚の石蓋を外して内部の調査が行った所、残念ながら遺骨や埋葬品は出土しませんでした。

でも、墓の内部の土を取り除いたところ、墓の内部全体が朱に塗られていたことが確認されました。
明らかに特別な墓であったのでしょうけど、何も見つからなかったのは残念でしたね。
吉野ヶ里=邪馬台国説は証明されませんでした。

 

 

その2では、吉野ヶ里の主郭・北内郭を紹介します。
その1はこちら。

 

 

北内郭を望む。吉野ヶ里で最も重要な場所です。

 

 

北内郭へ。

 

 

北内郭は濠と物見櫓に守られています。

 

 

主祭殿。

 

 

主祭殿二階。村の長たちの集会が開かれていました。

 

 

主祭殿から北内郭内を見る。

 

 

高床住居。主祭殿の近くに位置し、普段、姿を見せない司祭者の住まいでした。

 

 

甕棺墓。

 

 

甕棺墓はこんなに大量に発見されました。資料館ジオラマより。

 

 

甕棺墓の埋葬の様子。

 

 

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