「武るる 日本全国の武将と城の旅。ときどき観光とグルメ」武将の墓めぐり、
前田利和の墓の紹介です。
人物名 | 墓のある施設 | 住所 |
---|---|---|
前田利和 | 野田山 | 石川県金沢市野田町 |
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前田利和の墓は野田山にあります。
拝観:無料。
発見難易度★★☆☆☆
墓は野田山の前田家墓地の一角にあります。
駐車場があります。
拝観:無料。
発見難易度★★☆☆☆
墓は野田山の前田家墓地の一角にあります。
![くるまr](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/88449.gif)
加賀騒動で幽閉され死去
前田利和(まえだとしかず)は加賀藩5代藩主・前田吉徳(よしのり)の三男です。
母は吉徳の側室・真如院(しんにょいん)。
延享5年(1748年)、6代藩主・宗辰(むねとき)の母で7代藩主・重煕(しげひろ)の養育係を務めた浄珠院(じょうじゅいん)と、7代藩主・重煕の両名の毒殺未遂事件が起こります(加賀騒動)。
※加賀騒動
真相は不明ですが、5代藩主・吉徳の側室の真如院が、子の前田利和(としかず)を藩主の座につけんと目論み、重煕と重煕の養育係を務め権力をふるっていた浄珠院の両名を亡き者にしようとしたとされています。
真如院はそれに重ね、5代藩主・吉徳のもとで藩政改革を行い反感を買っていた、大槻伝蔵(おおつきでんぞう)と不義密通をし前田利和自身も5代藩主・吉徳の子ではなく、伝蔵の子ではないのかとの嫌疑までかけられています。
この事件により、真如院と利和は幽閉となります。
寛延2年(1749年)に母の真如院没。
宝暦9年(1759年)、利和は21歳の若さで世を去りました。
前田家歴代当主と一族が眠る野田山
天正15年(1587年)、金沢藩祖・前田利家の兄・前田利久を葬ったのが始まりで、その後、利家から代々続く前田家の藩主とその一族が埋葬されました。
前田家の墓地図。
前田利和の墓。
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