長野県内平成の大合併以前の市町村郵便局巡りの旅、と自分の中で思っているシリーズの今回は、須坂市です。3月15日はなんでも運気最強の日だそうで、どっかの郵便局で入金したかったのと、須坂市に用事があったのが重なっただけです。
 長電の須坂駅周辺は昔の城下町の名残があって、道は狭いし入り組んでるし。でもその代わり、昔の街並みを観光の目玉にしています。須坂市と言えば、須坂藩13代堀直虎。15代将軍に意見した人物として地元の偉人とされています。たまたま通り道に目に入った郵便局が須坂村山郵便局(334.5m)です。ここです。昔は出入りのしずらいところにあったのにねぇ、いつの間にやら移動していました。奥に北信五山の一つ飯井綱山が見えてますけど、写真には写ってないねぇ。
 

 さて、それから一週間。天気がいいので後立山の連山が見えるかと行ってみたのが、中条郵便局(4351.1m)です。今は長野市ですが、平成22年に長野市に編入されています。郵便のスタンプには『やまんばの里中条郵便局』。中条にやまんば伝説ってあったっけ?と思ったのですが、局員さんもそれ以上はわからないとか。
 帰って調べてびっくり。山の神様の娘が山姥切と言われていて、困った村人を助けた話がたくさん残っているそうです。
 帰りに福寿草群生地の案内板に見ごろと書かれていたのが気になってそちらに車を向けてみました。だいぶ車を進めてから、有料駐車場の文字に気が付きました。えっお金とるの。つかっけで来ちゃったし、先日降った季節外れの雪で周りの畑は真っ白だし、目的だった後立山の連山は見れたし、ここでUターンして帰ってきました。
 
 4月上旬までがみごろというので、機会はあればちゃんとした靴を履いていこうと思います。