「おいしい海鮮丼を食べさせてあげる」
そういって、息子をドライブに付き合わせました。未だに県外ナンバーの車に意地悪するなんて報道を見ると、なんともドキドキしますが、長野と長岡と似てるから大丈夫、だよね。
 家事その他もろもろ片づけてから家を出発。高速代をケチって下道、旧北国街道からR18道を北上して1時間半ほどで到着。小学校の校門の隣に、『福島城跡』の看板は出ているのですが、なんとも進入するのに気後れする場所です。

 さて、上越のおいしい海鮮丼を食べさせてくれるお店って言ってもねぇ。結局地元の回転すし店に入ったのですが、止まっている車を見て笑ってしまいました。長野・山梨・松本・諏訪。海なし県にとっては、おいしいお好きって憧れなのです。店内に入ると、回転ずしのはずがお寿司が回っていません。感染予防のために、カウンター越しで注文したお寿司を職人さんが握ってくれます。
 
 おすきを食べた後は、再び城巡り。住宅街の中の公園にこんな看板が立っていました。真田屋敷に比べるとだいぶ規模が小さいと思っていたら、屋敷跡の一部を公園にしたよう。御館の乱の舞台だそうですが、上杉謙信ほどの人が養子を二人も迎えればお家騒動になるとは思わなかったのでしょうかねぇ。

 

 

 

 ここからgoole先生にご教授いただいて、春日山城に向かいます。その途中、砦のような場所を発見。広場の周りに、柵が建てられています。その周りには堀があり、カキツバタが植えられているとか。今は花も終わって、ただの緑色の塊になってなっていました。そのわきには、「ものがたり館」と雰囲気のある建物が建っています。何げなく入ってみると、ここが100名城のスタンプがある場所。いぁ~通り過ぎなくてよかった。ここで少しお勉強してから春日山城に登るといろいろ楽しそうですが、今回は断念。ウォーキングマップをもらって先に向かいます。
 このウォーキングマップを斜め読みして、大手道から登城。大手道を復元っていうから期待していったのですがねぇ。だいぶ昔に復元されてあのか、なんだか普通の登山道になってしまっているような。番所から本丸が見えるって書いてあったのに、木が生い茂っていて全く見れませんでした。まぁ、大手門というだけあって、急斜面もなく登りやすいといえばそうでしたけれど。
 本丸からは、海が臨めました。ここにきてせっかく海なし県から上越にきているのに、海を見ていないことに気が付きました
 本丸から、遺構を見ながら春日山神社に向かって下ります。登りは急斜面がなかったのに、下りは急な階段を下ります。
大河ドラマでは上杉景勝のそばにぴったりと寄り添っている直江兼続。屋敷も本丸のすぐ下でした。戦国時代に、兜の前立てに「愛」の字を使った武将として大河ドラマの主人公にもなった話を息子にしたのですが、
「それヒットした」って、そりゃ話題になりましたよ。
 そんな話をしながら、上杉神社に到着。参拝後、上杉謙信の像のわきから春日山城を見上げると、山一つお城にしちゃったのがよくわかります。
 そこから、高田城に向かいます。いつも桜の時期にきて駐車場を探すのがめんどくさくて、城内を車で通過した終わりです。ですから城内が広いのは知っていたのですが、今回は続100名城のスタンプだけ押せればいいかなぁと。春日山登って疲れちゃったしねぇ。隅から隅まで見て歩くなら1時間以上はかかるのでしょう。何も見ないでスタンプだけっていうのも何なので、復元された三重櫓を外から見学。
 高田城は、桜だけでなく蓮も有名。
ほんとは三重櫓にも登りたかっかし、博物館の展示も見学してきたかったのが本音です。
 
欲張って1日にいくつもお城めぐっちゃダメですね。