【 香港 (日航ホテル香港)⑤ 】
香港の6月は、一年で最も暑い、陽が沈んでも、外気温は30度以上、
ただ厄介なのは、レストランなどの室内では、異常ともいえるくらい、冷房がされており、長袖のシャツは、かかせない。注意しないと、外気と室内の温度が大きく、度々体調を崩すことになる。
彼女は殆ど、汗をかかなかった、・・・
暑くても、手をつなぐか、・・・腕をくむ・・・
『汗っかき』の僕は、・・・すごく・・・きになり・・・
「ごめんね、・・・」と、・・・言うと・・・
「いいの・・・、いいの・・・、」と、・・・彼女は気にしない、・・・
細かいことは、気に留め居ない、・・・おうような人・・・だった・・・
食実後、・・・ビクトリアハーバービューを散歩、・・・
現地の香港人は、・・・上半身裸で、夕涼み・・・
残念ながら、この季節のデートコースに、
ロマンチックな雰囲気は、・・・ない・・・
「去年、ここを散歩した時のこと、・・・憶えてる?」
「ええ、・・・」
「あの時も、・・・長く・・・逢えなかった・・・」
「今回も、・・・同じだね・・・」
「そうね、・・・」
「でも、・・・あの時は・・・ここで・・・別れたわ・・・」
「今日は・・・一緒よ・・・」
「次は・・・どうかな~~」
「えっ、・・・」
「もう・・・いやよ・・・だめよ・・・」
腕を組んだ、・・・彼女に手に・・・力が入った・・・
【 香港 (日航ホテル香港)⑥ 】
その夜、・・・彼女は全く別な女性に・・・変身した・・・
ビジネスでは、英語と中国語を駆使する、『キャリアーウーマン』
手紙では、どこまでも淑やかな、『淑女』
一緒に居る時は、『少しサディスティックな彼女』
そして、・・・夜は・・・『妖艶で魔性のおんな』
その時、黒沢年男さんの、あの歌が浮かんだ、・・・・
『時には○○のように』
あの歌詞の・・・一節・・・、
その・・・もの・・・、だった
【 香港 (深圳リトルチャイナ)① 】
香港から、深圳経済特区(中国本土)に入国するには、2つのルートがあった。
深圳駅から羅湖地区に入国するルートと高速船で、蛇口に上陸するルートがあった。
深圳駅は、出入国で混雑し、治安も悪かった。香港からの高速船は約1時間で蛇口に到着する。
蛇口は、入国審査後の出口は混雑も少ない。
リトルチャイナは、羅湖と蛇口の中間で、移動は、どちらからでもタクシーで20分程度だった。蛇口の港を出るとすぐに、南海酒店(ホテル)がある。
上級のホテルではないが、深圳出張の際は、良くこのホテルを利用していた。
取引先の三洋電機の工場は、ホテルから近く、日本の長期滞在者も利用していた。
*現在は、橋もかかり高速バスでの入国も可能となっている。
<彼女との出逢い>
共通した知人・井川氏の交流を通して、1991年4月、「運命的出逢」
1992年5月(彼女の似顔絵:自作)
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