宇宙（グレートスピリット）からの贈り物を受け取る条件

先日ちょっと不思議なことがありました。

この写真は５年前に開催した
セドナツアーで起きたミラクルな出来事を表す写真です。

真夏のはずが雹まで降った異例の事態。

暑いも寒いも、晴天も大雨も経験したこの日
モニュメントバレーまで足を伸ばして
ドラムを叩き祈りを捧げたりしながら観光を楽しんだ最後。

ナバホのガイドさんに感謝を述べて、
車を降りた時に目の前に広がったのが
ダブルレインボーでした。

直前まで「いろんなお天気経験したけど、虹はまだ見てないね！」なんて参加者さん達が言っていた時、

「ミーシャさんがいるからきっと出るよ！」

なんて声もあって。

そんなこと言ってもどうにもならないにも関わらず

ドキドキした・・・そんな後のこの景色です。

毎回ツアーではミラクルなことがたくさん起きていて

この時もほんとうにいろんな経験をさせてくれた大自然

そしてグレートスピリットへの信頼を試された気がする旅でした。

◎無私による無形の贈り物

・・・で、先日、川越から車で2時間近くいったところで

不思議なことが起きたんです。

友人があるひメッセージに鹿の角を置いているお店の写真を送ってくれて「わーいきたい！」って言ったら

即座に日程を決めることに！

5月は比較的スケジュールがいっぱいになっていたのですが

なんと元々予定の入っていた

24日の予定が空いて休みにしていたのです。

急遽といえば急遽。　

そのお店（飲食店兼お土産屋さん）にいくことに。

ところが誰もいない・・・お店は閉まっていました。

電話をかけたらなんとなくサラウンド！？
ん？？

なんと、お店のオーナーさんが
軽トラに乗って裏の駐車場から出てきて
電話を受けていたのです。

あと30秒遅かったらつかまらなかった！

お店の入り口にある鹿の角とクマの剥製
お尻が可愛かったので撮影（笑）

鹿や猪といった害獣駆除をされているわけです。

そのオーナーはこの辺の山の猟師の頭を務めている70代の方

とてもそうは見えない矍鑠としている姿は、

狩猟で山を歩き回っているからなのでしょうね。

「いのちをいただく」ということの何か
私がお世話になったインディアン居留区の師匠達に通じる何かを感じました。

とても気さくな方で

これから用事があったにも関わらず

私たちを招き入れてくれて

そしてとても貴重な山菜でご飯もご馳走してくれて

狩猟の話、鹿やイノシシの話

山菜の話・・・その話の一つ一つに

生命に対する畏怖の念が伝わってきます。

喜びから贈り物を与えてくださっている。

なんて贅沢なのでしょう。

本当にわかる人にはとことんしてあげたい

そんな思いが伝わってくるホスピタリティも。
こちらが恐縮するくらい与えていただきました。

定休日じゃなかったら

こんなにゆっくり話もできなかったでしょうし

ましてやお客さんの前で

あれも持ってけこれも持ってけなんてことは

なかったでしょう。

うどん屋さんにて
夏季限定の冷汁つけうどん、始まったばかりっぽい！
手打ちうどん最高♪
野菜天ぷらも野菜の旨みがしっかり伝わってきておいしかったです。

山の上のカフェは到着した時に
日差しもちょうどいい位置に動いてて
涼やかな風に包まれながら

時が過ぎるのを忘れるほどにゆったりとした時間を過ごし。

全てが、祝福されているような時間で

浄化と充電をして来れました。

季節も天気もちょうど良く

全てが「タイミング」バッチリで

掛け替えの無い「無形のギフト」が得られた、

特別な時間を与えられた1日でした。

もちろん、お土産もいただいたし
産直野菜を買い物したりもしたのですが

目に見えないレベルの素晴らしいギフトを

与えられたのは、内側からの

簡単に言葉にすることのできない充実感が物語っています。

この感覚、私は思い出さなければならなかった。

ちょうど５年前のこの日
モニュメントバレーでのダブルレインボー

あの時、グレートスピリットが
最善のギフトを用意してくれると信頼し委ねておけば心配はいらないのに

虹が出なかったらどうしよう💦

なんて馬鹿みたいにドキドキして、後になって

グレートスピリットに「信頼せずにいてごめんなさい！」って言ったのです　

◎宇宙（グレートスピリット）からの
贈り物を受け取る条件

『自分の人生にどのような出来事が創造されるべきかを決めることは、すべてグレートスピリットに委ねなくてはならない』

これはラコタ族の師匠達が常々言っていたことです。

もちろん東京に帰ってくれば私は

様々な計画を立てて仕事して

予算とか願望や目標について考えます。

しかし、ふと先ほどのセドナツアーでのように
（それ以外の国でもセレモニーをするたびに予想だにしないミラクルを経験してきているのですが）

グレートスピリットに全て委ねる必要があることってあって。

それは都会人でありながらシャーマニズムをも生きる者として、忘れてはならないことでもあるんですね。

一人の人生の大きな流れ、

風向きのようなものもそうなのですが、

シャーマニズムにおける重要なことは

その風向きを感じて、風を読み

《なるようにしかならないことに降参する》

ことです。

居留区に住んでいる師匠達は

『すべてをグレートスピリットに委ねる』生活をしています。

一方アーバンシャーマン

つまり都会に住んでいる私や、

居留区を出て都会に住む別の師匠は

『どういう時にグレートスピリットに委ね、どういう時に委ねる必要がないのか。委ねることではなく自らが選択・決断し行動しなければならない時とそうではない時の判断（覚悟）』をします。

しかしながら、これもまた
考えて「これだ」とわかることでもない

私たち自らが、自分にとって何が正しいのか、意図的に最良の判断を下せることって、実はそう多くはないと思います。

そのことについてただ、タイミングや潮目のようなものをただ読み、そして委ねるか決めたことへの覚悟をすることです

自分の人生にどのような出来事が創造されるべきかを決めるのは、最終的にグレートスピリットのはからいに委ねることになります。

これは時に、運気、宿命といった言葉で語られるそれと似ているかもしれません。たとえ自分で決めたと思ってしていても、中庸、バランスのために人生のどこかで良くも悪くも辻褄合わせが起きてきます。
宇宙に指図することなどできないのです。
（ここで言う宇宙とは、空の向こうに広がる宇宙のみならず、個人の深層心理よりさらに深いレイヤーで繋がっている全てのものも含まれます）

よく、新月・満月の願い事とかで

願いを宇宙に唱え（投げ）たあとはもうそのことは考えない

と表現することがあります。

宇宙に委ねてしまえば

本当にそれが必要なことであれば叶うし
必要がなければ叶わないし

無理くり叶えるコントロールは手放していた方が

最善のものがやってくる

という考え方があります。

自分が実現したいと願っていることが、

どのようにして実現されるかの詳細についてまで

宇宙にオーダーしないことです。

私たちが想像できることなどたかが知れています。

基本的に過去の経験のなかからしか選択肢がありません。

同時に、宇宙に委ねることは

自分が人生において何もしなくていい
ということではありませんので誤解のなきよう。

どのように実現されるかは
宇宙のみぞ知る。神のみぞ知る。

これによって宇宙（グレートスピリット）から
贈り物を受け取ることができるのです

同時に私たちは自分の人生を淡々と生きていく中で地上で果たすべき目的（魂の企画書）を行なっていく。

それには、本質的な自分自身を知っていくことに鍵があるに他なりません

◎引き寄せの法則はあるようでない

願望実現や引き寄せの法則といったものがあります。

それがどういう時に起きるのか

様々な情報があふれています。

やってみてそれでうまくいった人もいれば

まったく結果が出なかった人もいるでしょう。

私はサイコセンス・エニアグラム講座でこうお伝えしました。

自分のタイプ（本質）をきちんと生きていれば

必然的に人間成長の方向へと向かっていくことになります。

その上で意識レベル（エニアグラムには各タイプごとに９つの意識レベルがあります）が高くなっていくと願望実現とか引き寄せの法則的な感じになってきます。

そしてそれは意識的にやることではなく
結果的にそうなっていくということ。

意図的にするのではなく
ただ本来の自分を生きてレベルを下げないようにすることで実現されていきます。

私が考えているのは実はその先で

本来の自分を理解し
それにしっくりしてきて
それを生きることで、やがて
「本来の自分」に囚われることがなくなり、
それを手放せるようになる＝囚われの解放。

そこからが魂の企画書（青写真）を生きると言えるのです。

これが本当の願望実現になるのではないかなと。