「わたしは、コミュ障でしょうか?」
というご相談があって
自分の声を上げること、自分の気持ちを伝えること
コミュニケーションそのものが困難に感じることもあります。
スムーズに自分の気持ちを伝えられず
黙っているだけになってしまうし
どう伝えたらいいのかわからない
そもそも、自分がどう感じているのかわからない
そんなクライアントさんが
「わたしは、コミュ障でしょうか?」と
ご相談を受けたのですが、断じて違うと私は思っています。
障害ではない。
強いていうなら「人見知り」かもしれない。
エニアグラムのタイプなら
そもそもあまり人と話さないタイプか
特定の話題にしか興味がない
タイプだったりするかもしれない
誰彼構わず話題にも事欠かずに
おもしろ楽しく話のできるタイプではない。
(そしてそういうことに興味もない)
これもコミュ障ではないです。
生まれ持ったタイプによって、
そもそも一般的に考えられるような
コミュニケーションが上手ではないし
あまり興味がない
(けどレベルが高いと、人付き合いはできるし
穏やかにコミュニケーションはできる)
というタイプもいるのです。
さて、私の考える「コミュ障」というのは
コミュニケーションによって
『相手や周りに迷惑をかける』ことを
指していると考えています。
・人の話を聞かないで自分のことばかり話す
・相手の話を遮ってまで自分を主張する
・人の悪口や文句を言いふらしたり、ネガティブなことばかり言う
・初対面からガツガツくる境界線知らず
・他人の感情や意図を理解しようとしない
・・・・まぁいろいろあります。
(病気など物理的問題・障害は除く)
相手との言葉の交流ができないことは
幼少期の生育環境で自分の言葉を伝えづらくなっているケースもあって、それは障害ではないと思っています。
気持ちを伝えることが怖くなる
さて・・・今日は、
コミュニケーション下手だとか
自分のことを伝えるのは苦手
そんな思いを抱える
多くの人たちに向けて、
お話をしたいと思います。
人は時折、自分の気持ちを言葉にすることが難しく感じるし、
他人に理解してもらえない
というケースにも直面します。
自分の声を上げること
自分の気持ちを伝えること
コミュニケーションそのものが
困難に感じることもあります。
幼少期に
「あなたは黙ってなさい」と言われ続けたり
「所詮子供の言っていることだから意味はない」というようにあしらわれたり。
子供なりに本気で、真剣に伝えていることを
きちんと受け止めてもらえないような状況があると
「何を言っても無駄だ」という感覚を覚えて
人に何かを伝えることを
簡単に諦めてしまうことがあるのです。
自分の気持ちを伝えることが怖くなる。
伝えることでかえって嫌な思いをしたり
相手にされなくて傷つくくらいなら
何も言わない方がいいと
口を噤むほうを選んでしまう。
子ども時代の経験は、
今の人間関係に大きな影響を与える
感情を伝えることよりも、
黙っている方が安全だと感じ、
傷つくことを恐れてしまう。
「いっそのこと、もう何も感じない方が楽だ」と
心の中でつぶやくこともありますね。
本当は感じている。
私たち人間は自動反応的に感情は感じている
しかし、これ以上傷つくくらいなら
感じていないことにしてしまおうと
感情を抑え込むことを覚えていきます。
そうやって感情を抑え込むことで、
自分を守るようになります。
これもまた自動反応的なものです。
無意識に子供の頃に身につけたもの。
まだ世の中のことなど
よくわかっていな子供時代のあなたが
一生懸命自分を守ろうと必死になって身につけた
自己防御の方法です。
その結果、自分自身がどんどんわからなくなっていきます。
「自分がよく分からない」「感じていることを表現できない」という感覚が生まれていきます。
まず大切なのは、自分を責めないこと。
なぜなら、言えないことや我慢することは、
環境がそうさせた結果。
小さかったあなたは
口を開けば否定される、その状況で
精一杯生きてきたのです。
子ども時代の経験は
大人になってからの人間関係に大きな影響を与えます。
幼少期の親子関係において
親が子供に理解を示さず、否定したりすると
「他の人も自分のことは理解してくれないのではないか」
という不安が強まってしまいます。
その不安は、無意識に刻まれていくため
大人になっても、こういうことが原因で、人に自分の感情や考えていること、意見や感想といったものを伝えにくくなってしまいます。
否定されることへの恐れが強まって
誰かと話すこと、自分の感じていることを伝えること
話をすること自体が怖くなってしまうんですね。
子供は、自分にそういう不安が起きていることも
それが積み重なっていっている感覚さえも
自覚することなく無意識にそれを蓄積させます。
無意識に自分を抑え込んでいきます。
これは私の経験ですが、
所詮昭和の古い価値観の下に育ちましたから、
(そう括ってしまうのもちょっと違うかな。でもうちだけが特殊だったわけではないと思うので)
親が子供の苦しみに寄り添うことはありませんでした。
そういうことができない人だったかもしれません。
不安や恐れ、思っていること、心配していること、
心や感情について伝えると
「そんな風に感じるのが悪い」
「弱いからそういうことを考える。頑張れ」
といった返事が返ってきました。
彼らにとっては
辛い、怖い、不安、心配、悲しい、苦しい
そういった気持ちを表現することは
弱い人間のする、みっともない事なのだそうです。
子供は、そんな状況に置かれれば
自分を抑え込むしかなくなります。
しかし、親を免罪符にしても何の得にもなりません。
一旦吐き出して、前に進む。それだけです。
その時に、自己理解・自己分析は大いに役に立つでしょう。
わからないことがわかっただけでも
おおきな一歩
これを読んでいる方の中には
自分の感情を伝えても
叱られたり、無視されたり、
したことがあるのではないでしょうか。
それによって自分を抑え込むようになってしまう。
でも、それは悪いことではありません。
あなたがそれをしてきたのは、
その環境で生きていくために
やむを得なかったからです。
今、「自分の気持ちがわからない」
「人に意見を言えない」
「気持ちを伝えられない」
と感じているなら、
それは大きな変化なんです。
そういう自分を理解している。
『自分の気持ちがわからない』
このような心の声をちゃんと聞いてあげられている。
『伝えられない』『どう伝えたらいいのかわからない』
ということを「わかっている」
無意識に刷り込まれたものを
あなたは意識にあげて、理解している。
こういう気づきがあるからこそ少しずつ変えていけます。
これは大きな力です。
簡単なことではないかもしれない。
それでも変わり始めることができます。
無意識の中で培われた判断を乗り越え、
気づくことで新しい可能性が広がります。
自分を知ること。
心の声を聞いてあげること。
自分の無意識に刷り込まれた人生脚本から脱却していくこと。
自己探究こそが
本当の意味で自分を大切にしていってあげられる
素晴らしい方法なのだと思います。
もう一度書きます。
親を免罪符にしても何の得にもなりません。
親も、生育環境も選べないのも事実であり、それを理由に後ろ向きになり続けているのは、自分の価値を下げたり
いっそう生きづらさを抱え込むだけです。
一旦吐き出して、前に進む。それだけなのす。
その時に、自己理解・自己分析は大いに役に立ちます。
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