自分で進む道を選んでいい
『自立』というのは
【自分で立つ】という意味。
そこには、社会人としての義務とか責任とか
なんかそんな重い荷物を背負うようなイメージもあるけれど
一方で、
『進む道を自分で選んでいい』
という、未来を自分で選び取っていく感覚もあります。
ミーシャのあらゆるスタンスの中にある
東洋哲学の土台となっている『一極二元論』で考えれば
この地上で生きているうちは、この瞬間瞬間に
相反する二つの意味が同時に存在します。
『自立』とは
重い荷物を、自分で選ぶという責任や重さがある一方で
選択できる喜び、ワクワクがそこにあって。
果てしない自由への扉の前に立って
自分で選び取る未来。
自分の心に問いかけながら
選択していく冒険・・・
自立ってそんな感じだと思います。
最近は、責任を回避する傾向がある若者が増えたと聞きます。
だるい、重い、めんどうくさいといった感覚もあるでしょうし、
自信がない、間違えたくない、失敗したくないという感覚も。
ほかにもいろいろあるでしょうけれども
自立は一人暮らしができている
経済的な自立だけが、
自立ではないのは明白です。
管理社会のコマでロボット化の波に飲み込まれて
機械帝国を支えるネジ(この表現は同世代にしかわからないかもしれないけど(笑)
そんなネジになりたいのならいいのだけど
そうでないのなら、
自分で人生を選び取ってその結果の責任も受け止めて
生きていく『自立』が大切だなと思います。
恋人たちのカード
「タロット講座《Ⅰ》」で
各カードの解説をしていくとき
カードの図章
描かれているものの意味について
詳しくお伝えしています。
「カードの意味」を知るのは大切だけど
それがカードの絵柄の何でそう意味になっているのか
また、カードの数字や順番(並び)などの関係性にも
触れていきます。
そのとき、
0から始まる最初の流れで
『自立』を意味するカードが
「恋人たち〜The Lovers」です。
(他にもいろいろ解釈はあります)
ここに描かれている二人は
果てしない自由への扉の前に立ったような存在です。
ご存知の方も多いと思いますが
この絵柄は《エデンの園》にでてくる
アダムとイヴ(エヴァ)、そしてそれを見守る
天使(大天使)
ヘビ、果実をつけた樹、炎のついた樹
といったものが絵柄にあります。
どれも、エデンの話にでてくるもの。
女性原理と男性原理が出会っているようなカードです。
一般的に『恋人たち』なので
恋愛に向いていると思われがちですが
恋愛のカードで望ましいのは小アルカナの『カップの2』
のほうが向いています。
大アルカナは日常の現実的な細々としたところよりも
もっと壮大な意味を持っているからです。
(といいつつも、リーディングで日常的な事柄を対象に見たときにはそれに即した解釈もしますが・・・)
これは自立のタイミング
このカードは
新しい価値観や新しい世界に触れていくことにも
関係するカードです。
大アルカナは壮大で
どのカードも意味がとても深いところまで
掘り下げられるのですが
ミーシャの「タロット講座」
大アルカナのカード解説最初の方で
結構時間を割いてお話しする最初のカード
と言っていいでしょう。
聖書には書かれていない
神秘学者の立ち位置から紐解いた
「エデンの園の真相」であり、
人が生きていく上で否応なしに通過する時期についても
お伝えしています。
なので、「The Lovers 恋人たち」のカードを
『自立のタイミング』
のカードとしても紹介しているんです。
神の箱庭を出て
自らの自由意志で生きていく
右か左か、上か下か、
自分自身に問いかけながら選択できる喜び
自分で選び取っていく未来
それはまた、
人生脚本によって無意識に刷り込まれていた
本来の自分ではないパターンからの脱却も意味します。
だって選択肢が無限にあったら
逆にぜんぜん選べない感じがしませんか?
選択肢が多すぎるとかえって選べないということあります。
人生も同じ。
しかしそのときに『自分で選ぶと決める』心
自分のあり方が自らそれを選び取っていく
という動機になって、無限の選択肢から
これだというものを選べるようになっていくのだと思います。
そのためには人生脚本からの脱却って大事です。
0歳から無意識に環境から刷り込まれていく
ブロック、思考パターン、感情パターンなどがあってそれらを分解して
日常のあるあるに落とし込んでお伝えし、
自己分析していきます。
受講された方のご感想
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人生脚本からの脱却は
本来の自分として生きるための『自立』
本来の自分から選ぶことを可能にします。
そして
『恋人たち』は6番目のカード
その先にまだまだカードが続きます。
私たちは人生の中で、何度か『自立』することについて
つまづき、悩み、向き合う局面があります。
最終的に、この
『恋人たち』はエデンの園を出て
自由意志の元に自分で選び取っていく人生を進むけれど
神様の箱庭を出たところで
大いなる宇宙の掌の上から出ることはできないことを知ります。
ではその上でどうしたらいいのか・・・
そこからまたさらに壮大な旅が続くのが
この大アルカナの醍醐味であり
人生の大きな流れそのものなのです。
壮大な旅の流れを取り扱って
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