マドモアゼル・愛
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「金持ちだと幸福だとか言われますが、金持ちに幸福な人を見たことはあまりありません。と言って、貧乏だから幸福だ、、と思われる人も少ない感じを受けます。 幸不幸というのは、外部から見える条件ではなく、内的条件の方がずっと大きい気がします。 私たちが感じている常々の体感というか、漠然と抱いている世界観というか、外界の感じ方、自分の感じ方が、一定してあるものですが、その見方はけっこうかたくなで、あまり変化することはしません。 そして、偶然によって何かを得ても、常々の体感から来る形であらゆるものが消化されていきますので、いつしか、その人特有の世界に捉えられてしまい、いくらお金があってもいくら健康でも、いくら頭が良くても、いくら出世しても、また逆にいくら損しても、何かをやるたびに失敗しても、その人が持つ一定のベール内の出来事となって、面白くもないものに大体はなっていきます。 金持ちの不機嫌や貧乏人の不機嫌を変えることは、お金があるとかない、ということとは違うということでもあります。 常々に感じ取っているもの、常々に感じ取っている自分がある限り、私たちは何を得ても、結局はその人の常々に感じているものの中で腐っていくわけです。 その実態は何かというと、心理学的には無意識であり、占星術的には月の影響となります。私たちはリアルに触れる前に、無意識や月の眼鏡をかけて現実を体感しており、リアルが薄れています。ありてある、、、ただある、、、ということがわからず、あるものに理屈や理由をつけてしか存在を認めません。 子供は直に外界を体験するので元気です。直のふれあいはエネルギーを生みます。常々感じ取っている自分の眼鏡の存在に気づき、眼鏡をはずせば、誰でもすぐに元気の世界が戻ってきますが、まるで集団催眠にかかったような今の世界では、エネルギーレベルは低くなる一方です。 電車にのっている乗客のほとんどが無意識のロボットのような表情をしています。無意識化、月化を、暗黙のうちに強制されているのが、人間世界ということでもあり、その目論見は非常に成功していますので、目を覚ます意味でもショックがおそらく人類に襲ってくることになるのかもしれません。 無意識で生きれば殺されかねない、、、というところまで私たちは追い込まれているように思うからです。ウエークアップ私たち。 通常の不快な常々の感覚が本当はウソであり間違いであり、私たちは目覚める必要が来ていると思います。 わかりにくい話しで恐縮でしたが、日曜の夜、たまには、そんな哲学する晩があっても面白いかな、、、と思った次第です。