↑↑↑↑↑↑

皆さんの応援がモチベーションです。クリックをお願いします。

**********

 

最近のブログでは、障害者に関連する報道を紹介し、自分なりの解説を加えることが多かったので、今日は『相続や後見人』について書こうと思いましたが、またまた、同様の記事を見つけてしまったので、本日も、報道内容の背景などを探りたいと思います。

 

 

以下、記事の抜粋です。

 

 

【特集】障害者支援施設の利用者11人に契約解除通知 解除日迫るも話し合い進まず 保護者「不安よぎる」 高松市(一部抜粋)

高松市の障害者支援施設が、職員不足を理由に利用者11人の契約を解除すると8月、保護者に通知しました。一方、保護者は利用の継続を望んでいます。契約解除日が迫っていますが、話し合いは進んでいません。

理由は「職員の減少に伴い利用者の安全確保のために定員を削減する」というものでした。

高松市三谷町の「ウインドヒル」は、自閉症と診断された重度の知的障害者を中心に現在47人が利用しています。

 

「契約解除」の通知は利用者11人に送られてきました。
 

契約解除の背景には職員の大量退職があります。

 

施設によりますと、6月から7月にかけて全体の約3割に当たる11人の職員が退職しました。
施設側は「新規職員の採用も難しく、利用者の安全と残った職員を守るためには苦渋の決断だった」「理事会では、自らほかの施設に移ってくれる人を募る案も出たが、最終的に定員を減らすしかないという結論に至った」と説明しました。

 

契約解除日は9月9日です。
【特集】障害者支援施設の利用者11人に契約解除通知 解除日迫るも話し合い進まず 保護者「不安よぎる」 高松市 (msn.com)


「障害者支援施設」とは障害者の入所施設のことです。

通常は、障害が最も重い方々が入所しています。



事業所情報を確認したところ、
恐らく本年4月のデータと思われますが、
区分4:1人、区分5:7人、区分6:42人、合計50人です。

その1年前は、区分5:6人、区分6:38人、合計44人です。

 

 

たった1年で、区分6が4人も増えています。
定員50人規模の施設で、たった1年で区分6の方が4人増えると現場は超多忙になります。

 

同法人の管理者は、何かの理由で多く受け入れたものの、現場は、人手不足で手が回らない状況だったと思われます。


今回の退職者は11人で全体の3割に当たるため、職員の総勢は、常勤と非常勤を合わせ37人程いたと思われます。


おそらく誰もが責任感を持って仕事をするものの、重度の利用者が増え続けるため手が回らない上に、体力と気力の限界から職員が一人二人と退職して、さらに手薄になったと思われます。

 


また、支援区分6の最重度の方が全体の8割のため、時には興奮から暴力的になり、職員は取り押さえて落ち着かせるために時間を要して、さらに人手不足が深刻になったと思われます。


障害者の事業所は、職員数・職員の経験年数・社会福祉士等の専門資格を有する職員の人数によって、その事業所の適正受入れ人数と、各障害の重さがが決まった来るものです。

 

 

ここのバランスが崩れると、今回のようなあってはならない事態が発生しがちです。

 

 

弊事務所は、事業所運営上の課題解決に向けて、相談に応じています。

 

 

プライム行政書士事務所 – 障害福祉サービス事業所の開設から運営まで、また、障害者にかかる様々な悩みをワンストップで解決します。 (shougaisupport.com)

 

~~~~◆障害福祉専門の行政書士◆~~~~~
 ‐障害福祉施設・GHの開設・運営支援
 ‐親亡き後の生活支援(任意後見、遺言、家族信託ほか)

プライム行政書士事務所
 行政書士 葛貫博之
 (1級FP技能士、宅建士、精神保健福祉士)
〒239-0806 横須賀市池田町3-21-4
電話:090-8081‐9226
FAX:046-836-0619
mail:kznk@mug.biglobe.ne.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

皆さんの応援がモチベーションです。クリックをお願いします。

↓↓↓↓↓↓↓