ガスタンクと聞いて思い出すのは、阪神電車や2号線を走る車から見えた尼崎の市章が描かれていた高さ30メートルもあった巨大な円筒形のガスタンクや

 大阪港に行く途中に車から見える大阪市西区千代崎の球形のガスタンクです。





 調べてみたら「鴻池(こうのいけ)のタジ・マハール」と呼ばれ、東大阪一帯にガスを供給した大阪ガス河内給配所の美しい球形ガスタンクの姿も評判だったらしい。

(ガスタンクは4基あった)

(鴻池とは東大阪市鴻池町、JR片町線・学研都市線の鴻池新田駅付近)



  





 このカスタンクが映える水路は五箇中水路(ごかなかすいろ)、五箇井路(ごかいろ)や六郷井路というのは300年ほど前の江戸時代に行われた土砂が溜まり水害が多発する大和川の付替え工事以前に開発した新田に設置された旧い農業用排水路で

 いまは埋められて遊歩道になっている所もあるようです。






 大阪市西区千代崎にはオリックスバファローズがホームとしている大阪ドーム(京セラドーム大阪)があり
 いまもその陰に隠れるように3つの球形ガスタンクが存在している。






 西区千代崎は大阪ガス発祥の地であり、そこには「大阪ガス ハグミュージアムが建てられ、その前には大阪ガス発祥の地」と記した石碑がある。