NHK第一の「ラジオ深夜便」は早朝5時前に
「誕生日の花と花言葉」として
今日の花と鳥海昭子(とりのうみあきこ)さんの
短歌を紹介して番組が終了します。

7月13日のお花は
バラ科ワレモコウ属のカライトソウ
花言葉は深い思い

鳥海昭子さんの短歌は

「口数の少ない人が唐突に唐糸草が好きだと言いき」

$あなたの笑顔 それは道標-唐糸草

アンカーの柴田裕規子さんは
お花に何か思い出のありそうな
友達のはなしだと解説していました

でも私はいつも
風呂・飯・寝るだけしか喋らない旦那が
脈絡もなくポツリと似合わない花を
口にした驚きだと感じます

どちらにしてもその人の
何やら昔の訳ありの複雑で
深い想いや年を経た感慨が
可憐な唐糸草の紫の花にある?。

残念ながら鳥海昭子さんはもう故人で
ネタ元は昔、深夜便のために詠まれた
「花と短歌」という短歌の本らしい

ステラMOOK ラジオ深夜便 誕生日の花と短歌365日 新装改訂版/NHKサービスセンター

¥980
Amazon.co.jp

でも、毎日一首づつこんなにも含蓄のある
短歌をそれぞれの花ごとに一年分も
詠み続けることができるなんて!

そして、苦労して大学を出たのに
児童養護施設に一介の洗濯婦として勤めた
子供好きの鳥海昭子さん

戦争もあり女性の社会参加など
認められない厳しい時代を
歌を詠みながら生きたなんて感慨深い。

  
鳥海 昭子(とりのうみ あきこ、1929年 - 2005年10月9日)は、歌人、エッセイスト。
山形県鳥海山麓生まれ。1949年歌誌「アララギ」入会。その後「歌と観照」「短詩型文学」に所属する。家出同然で上京して、様々な仕事を経験しながら学費を稼ぎ、1955年國學院大學文学部日本文学科卒業。児童養護施設に洗濯婦として働き始め、身寄りのない子供たちの継母として26年間勤め上げた。1985年、歌集「花いちもんめ」で第29回現代歌人協会賞受賞。1992年東京都文化功労賞受賞。現代歌人協会会員。児童養護施設勤務経験をもとにした随筆も執筆している。2005年、NHKラジオの「ラジオ深夜便」にて誕生日の花にちなんだ短歌を一年間発表。放送期間中に死去したが、歌の発表は2006年3月まで継続した。-Wikipedia



→川柳グルっぽ「なうsenryu大好き☆!!」メンバー募集中☆彡
あなたの笑顔 それは道標-たんぽぽロゴ
ブログ句会陽炎
ブログ句会



ペタしてね

ラジオ深夜便誕生日の花と短歌365日 (ステラMOOK)/NHKサービスセンター

¥980
Amazon.co.jp

語り部歌人・鳥海昭子のほんのり入院記/本の泉社

¥2,000
Amazon.co.jp

ラジオ深夜便誕生日の花ときょうの一句 第2集 (ステラMOOK)/NHKサービスセンター

¥980
Amazon.co.jp

種をにぎる子供たち―養護施設の一隅リポート/廣済堂出版

¥1,529
Amazon.co.jp


ペタしてね