日曜日の午後、ポタリングに出ると冬の青空が広がっていました。 


街中の銀杏並木の葉は、だいぶ散ってしまたけれど、そんな中で頑張ってる銀杏の樹を見つけました。青ガラスのように透き通る青空の下、黄金色の葉が美しい銀杏です。


ポタリングで向かった先は図書館ですが、のんびり読書タイムを過ごしていたら、あっと言う間に夕方です。図書館の外に出ると冬の夕空が広がり、そこには宵の明星「金星」が輝いていました。


まもなくすると、この時間帯は東の空から左手にライオンの毛皮、右手にこん棒をかざしながら、貫禄いっぱいの姿で冬の巨人「オリオン」が昇って来ます。その姿は、まさに勇者なのですが、昇り始めの「オリオン」は、横倒しの姿で、ちょっとトホホな感じなんです。

でも、横倒しのオリオンも時間が経つと、だんだんと右に傾き、やがては起き上がった姿に変わって、午前0時を過ぎる頃には南中して「冬の夜空に、巨人オリオン  現る!」って感じになります。


この時期は帰宅電車を降りて駅を出ると、夜空に瞬く星をいつも探してしまいます。

特に冬の夜空の「オリオン座」は見つけやすくて、見つけると頭の中で「勇者オリオンの姿」をイメージしています。


そう言えば、時計マニアではないですが、ずっと大切にしている腕時計があります。

シチズンの「アストロデア」と言う天体時計なのですが、時計の文字盤ならぬ星座盤が実際の天体の動きに合わせて動くと言う時計なんです。文字盤が星座盤なので、興味がなければ、時刻が読み辛い腕時計と思うかもしれませんね。

でも、星空好きの者にとっては、なんとも魅力的な腕時計なんです。


私が持っているのは、2005年のデビューモデル「新南天タイプ」なのですが、購入時には、メッセージカードに設計者「上原秀夫さん」の直筆サインが添えられて届きました。

メッセージカードは、設計者の星空への想いが感じられ、今も大切にしています。



星座早見盤として使う時は、腕時計が入っていた深緑色の木製化粧箱の上に、そっと、腕時計本体を置いて、専用ルーペを使って、その時刻の夜空を眺めています。


最近、「アストロデア」購入時に読んでいた本で、だいぶ前に処分してしまった「ビジュアル星座図鑑」をネットで見つけ、手に入れました。新装丁の本ではなく、読んでいた頃の装丁本で気に入ってます。


2019年も12月中旬です。 週末には「ふたご座流星群」が見られますよ。


では皆さん、

冬の夜空に流れ星を見つけたら、

星に願いをしないとね♪