早稲田現代文解説 2015 文学部1 その3(ラスト) 解説ダウンロードファイル有 | 大学受験逆転合格法☆偏差値20台⇒80台へ

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続いて問5に移ります

 

『問5』

空欄a〜cに入る語句の組み合わせを選べ。


空欄補充は「入れやすいもの」と「入れにくいもの」に分かれるので、入れにくい(ヒントが少ない)ものに時間をかけるのでなく、入れやすいヒントを持つものをチェックすること

(→必ず入れやすいものがあります)


『という』というイコールの関係を作る言葉があるので、b=c


それが成立している選択肢は、イとロ


イ、ロには、茶器・茶道のどちらかが入る


空欄補充では、前後につく言葉を含めてサーチしてみるとよい


bというcの発見とほとんど同じであった。


↓パラ14の頭が『したがって』(因果関係)で始まっているので、(とりあえず)前を見てみる(前後は=or→の関係性)→そこからヒントを得ようと(まずは)考えてみる


雑器という物が在ることの言わば最も深い次元がその時、突如として開かれたのである(→発見につながる)


↓(したがって)


bというc=雑器という物=茶器という物


正解はイ


↑(補強として)


(パラ14)の2文目

本居宣長の言葉を借りて言えば(=を示す導入)、茶道とは、まさしく「物にゆく道」であったと言える


物の強調


aの発生は、bというcの発見とほとんど同じであった。

→cが強調されている

→c=物

ということでイが正解である確認が出来た

 

 

 問5から見える

【現代文ポイント】

・『という』はイコールのしるし

・『AしたがってB』はA→BorA=B

なので、ヒントに使おう!

 

 

 

続いて問6に移ります

 

『問6』

空欄Xに入る最も適当な六字のひとつづきの語句を、/本文中の※印をつけた段落よりもあとの部分から/抜き出せ。


六字、六字...と探すのは❌(→時間がかかりすぎる...)


※印をつけた段落よりあとの部分から

→※の次のパラ13から以降ととらえても問題なさそう(もちろんパラ12〜でもよい)


いったんパラ13以降を確認してみる


空所補充では、前後につく言葉を含めてサーチしてみるとよい


高麗の雑器は、Xの最も深い次元で発見し直された


↓サーチ


(パラ13)

(問5で根拠にした)

雑器という物が在ることの最も深い次元が、その時、突如として開かれた(→発見につながる)


X=物が在ること(←六字OK)


正解は...物が在ること

 

 

 

 

ラストの問の説明になります

 

『問7』

次の中から本文の内容と/合致しないものを1つ選べ。


『趣旨or論旨に』

①今までの設問(論旨につながっています)

②最終(付近)パラ

に解答の根拠があることがほとんど

『内容に』

①、②は上に同じ

③今までの設問で読んでいないパラ

に根拠があることがほとんど


指示は「内容に」なので、チェックするスパンは広め...

 

『合致しないもの』

「明らかな」矛盾を探して、それを選ぶ

→矛盾してないものはうまくまとめているため、矛盾してるのかどうか気がつきにくい

(→それらはいったんスルーしておく)

 




選択肢を読んでみると

今までの設問での問いかけに対する解答では選択肢をさばくことは難しいと分かる


いったん解答の根拠のありかを

まだ読んでいないパラ&本文の最終パラ(付近)という②&③を組み合わせて考えてみることにする

(最終パラ付近を解答根拠にした設問がこれまでなかったのはアヤシイ...←現代文は最後に大きくまとめるハズなので)


↓(やみくもに読み散らかすのではなく)


パラ16orパラ17の強いところ(すなわち核)を押さえるために、そういう『強い』ワードを探してみると...(強調=ポイント)


(パラ16)

『しかし』(逆接=強調)

分析されたものの総和や合成が、元の創造へと遡る路は決してないのである。

(のである=強い断定)

(初期〜創造をもたらした。は特に強くないのでいったんカット)

物を「ぢかに見る」眼は、いろいろな見処を分析し、観察する眼とは、『まったく』違う。



①分析→創造 ❌

②ぢかに見る眼≒分析、観察する眼


分析観察眼≒ぢかに見る→創造 ❌


選択肢ロ

観察によって分析→ぢかに見る→創造(新しい命を吹き込む)

と書いてあるので矛盾


正解はロ

 

 

 

 

太字のところは根拠なので

そのところを外さず考えていけるようになれば、少しずつかもしれませんが、正答率は上がっていくと思います

 

(前からダラダラ本文を読むのではなく)設問に必要な箇所の本文をとらえて解答へ結びつける

というイメージが少しでも伝われば幸いです













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