克己さんが亡くなり2か月が経ったある日。
タンスの中から克己さんが以前購入して届いた
ベルトの小さなダンボールの箱が出てきた。
未開封だったので開けてみると
それはベルトではなかった。
そこには箱に入った
ダイヤモンドのペンダントがあった。
見つけた途端、
私は泣きじゃくった…。
ちょうどその月、
私達の結婚10周年だったのだ。
そんな早くから用意してたんだ…
今や亡き克己さんが悲しくてせつなくて
しばしその場で声を殺して泣きじゃくった。
ジム通いをしていたのでつけていったのだが、
そこで失くしてしまった。
「俺のことは忘れて過ごせよ。」
と克己さんがあの世で取り上げてしまったのだろうか…?

