猛暑も去り11日スケッチに。
小樽駅前発9時のバスで女郎子岩に行くことにする。
途中から乗車すると珍しく席が埋まってる。(二人掛けのイスに一人ずつだが)
こんなことは初めてで、御盆直前の休日のせいか。
一番後ろが空いてたので腰を下ろす。
途中、ニッカウヰスキー工場見学の中年団体、余市の霊園などで下車していく。
女郎子(じょろこ)岩は小樽から約60kmの島武意(しまむい)海岸入り口で降りる。
降車バス停から徒歩で10分ぐらい戻ると積丹岬自然遊歩道の看板が。
今年の春まで熊出没注意の看板があり3年ぶりの訪問。
入口から進むこと10分、笠泊の崖に到達。
景色としては良いんだけど、広いので私の画面サイズでは収まりきらない。
ここからまた10分ほど進むと女郎子岩の展望台に出る。
さすがに到着時は汗だく。
ウニ取りの磯舟、トロールの漁船、ダイバー教室の船(写真)など結構、岩付近は賑やか。
さて、ここはSMサイズで2回描いているが今日はF4号サイズに描くこととする。
クロッキーブックに鉛筆デッサンでウオーミングアップ。
本番は水張りの水彩紙にカランダッシュの油性鉛筆でデッサン。
透明水彩で海原から色付けしはじめて愕然とする。
塗った絵の具が一瞬で染み込みまだらになる。
重ねて塗っても紙の裏側からまだら模様のシミが浮き出てくる感じ・・・・。
だいぶ前に張った紙なので何の紙だったか・・・・。
アルシュかホワイトワトソンか、はたまたワットマンか・・・・。
その他にも写真のとおり、海藻が海底一面に繁り濃い焦げ茶に見える。
また、所々石灰化した白い海底が覗き水面は逆光気味で白っぽく反射している。
どう表現したらよかんべぇ~・・・・。う~ん、う~ん・・・・悩む。
この絵はこのまま作業中止。
新たにSMサイズに油性ペンでデッサン。
細かいところは色鉛筆で整え彩色。紙は問題なし。
が、油性ペンと色鉛筆が調和せずモノクロの写真に彩色した感じでこれも途中で断念。
帰りのバスの時間を遅らせもう一枚SMサイズを。
色鉛筆でデッサンのいつものやり方で。
上がF4号サイズ岩の上部の周りの海がまだら。
右下が油性ペンと色鉛筆SMサイズ。実物はペンと鉛筆のコントラストが強過ぎて違和感。
左下が色鉛筆で彩色。
奮闘するも3点とも未完成で終わる。
明日はお寺まいりの修行人



