今、年賀状の原稿を作っている。
シルクスクリーンの版なんだけど。
今年は雪の景色でなく2年前旅行した夏の季節のを。
雪と言えば来年カレンダーの冬景色なんだけど・・・・・。
雪降ったのはいいけど、風が強かったり、雨で雪が消えちゃったりでスケッチに行けない。
一枚は差し替えようとしたが諦めて、最終決定は手元の絵で。
さてさて、シルクスクリーンと言ってもどんな版画なのかわからない人が多い。
昔あった謄写版みたいなものと説明しても今は無いし。
プリントごっこの多色刷りみたいな・・・・。
はぁ・・・・相変わらず奥さんは注文が多い。
が、今日から大阪に出張で金曜日までいない。
これ幸いと急いで版画作りを進める。
でもしっかり注文は付けてった。
油絵で隣り合う色と色との間から下書きのデッサンが見えてるというやつ。
「あれが雰囲気がいい。あんたは後から線で囲むので醜い」・・・・と。
シルクでやるのは難しい~んだぞ~ぉ!ハガキだから面積は小さいしーぃ。
でも、フォトショップで絵が描けるのは便利だし楽になった。
まずは下絵を描く。
今回は、見せたい線がいるので幅広の線で下書きデッサンの出したいところのフイルムを作る。
次に置きたい色のフイルム版を下絵をなぞって作る。
まずは明るい草の色。
赤焦げ茶色を使うのは、光を当てて版を作るときのジアゾ液が感光しないようにするため。
最初の見せたい線が塗りつぶされぬよう一回り小さめに。
次にまた隣り合う草の陰の版を作る。
やはり最初の見せたい線が隠れないよう小さめに。
こうやって使う色の数だけ版を作る。
そして版の数だけ色を重ね塗りをしていくと・・・・・。
シュミレーションとしてこんな感じになる。白いところは、また別の版を使い刷る。
あと少しで版のデザインが出来上がるのにブログに逃げる修行人(ビールも買いに行かねばならぬのに)




