2月21日に札幌の道立総合体育センターで研修会があった。
毎年1度、全日本柔道連盟から審判委員長が来道して開かれる。全道より372名の受講者。
国際試合審判規定が変わることが多いので、その解説が多い。
最近で大きく改定されたのは、去年6月にも書いた、試合者の一方が完全に場外に出ていても試合は続行。
二人が完全に場外になると「待て」で試合が中断。国際試合の規定で始まった場外との区別する赤畳、不要。
今回の改定で大きいものは、下半身への突然の攻撃はだめ。
参考図(山本秀雄さん・柔道入門から)
北京オリンピックや世界選手権で日本選手が、東欧の選手にやられた技。少し日本選手に有利になったかな。
ただ、古来からの日本柔道の、もろ手刈り、朽木倒しなどの技が無くなったという事。
この技もダメ
手が、はかまにかかっている。1)のように移動して2)のように投げてはいけません。
連続する技で足に手が掛るのはよいがフェイントで、掛ける意志の無い技から、足への攻撃もダメ。
それでは返し技は(相手が掛けてきた技に応じて掛ける技)
これも1)のときに一度相手の技をしっかりこらえてから2)のように反撃せよと。
(この絵では、はっきりしないが、返し技のとき相手の股に手を入れたり、足を掴んで持ち上げる事が多い)
相手の技が来て、それを待っていて即、合わせての下半身への攻撃はダメ。
フェイント技を見極めよ!一度相手の技を受け、そのあと反撃したかを見極めよ!
難しい・・・・・・・・・・・。
動体視力が衰えた修行人




