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上司の心を読もうとする

打てば響くのはあたりまえです。

打つまえに響く人とは?どんな人でしょう。

たとえば腕のいい板前は客の心を読むんです。

客が何を欲しがっているのかすぐにわかります。

はらが減ってるのか、ちょっと休みによっただけなのか、のみたいのか、あっさりしたのが欲しいのか、しつこいのがいいのか、客の顔をみた瞬間にみぬいてしまいます。

あなたは、サラリーマンですか?

だったら上司の心をよむべきです。

できない社員は、上司から「会議の資料はどうした?」ときかれて「急いで用意します」とこたえます。

これではだめですね。

「いま用意してます」というのは並みの社員です。

「すでに用意してます」と答えるのがいちにんまえ、これが「打てば響く部下」なんです。

さらに「打つまえに響く部下」とは?

会議の資料をよういするのはもちろん、会議でひつようと思われる部数をコピーしておきます。

仕事ができる社員は、客のこころを読んで先にネタをすすめる板前のように、上司の要求をいち早くよむことができる人なんです。

「仕事ができる人、できない人」―堀場雅夫著―

これを知らずにビジネスを始めるのは危険です!
 

縁の下の力持ちについて

縁の下にいる社員は、結局、縁の下にいるままでおわる。


それがどんなに重要なポジションであっても、縁の下にいたのでは日の目を見ることはけっしてないだろう。


たしかに一部では美徳とされる、生き方としてはすばらしいかもしれないが、すこしでもいい仕事をしたいのであれば、縁の下にいては絶対にダメである。


いい例がリストラだ。


Aは自己主張が強くうるさ型、Bはおとなしくグチも不満もこぼさず自分の責務を果たすタイプ、2人の能力はおなじくらいだとして、あなたならどちらの肩をたたくだろうか


Bの肩をたたくという人が多いに違いない。


理由はたたきやすいからである。


これからは自己主張の時代です。本格的にボーダレス社会を迎えたいま、欧米のビジネスマンと互角に張り合うには「出る杭」となり「出すぎた杭」とならなければならない


「縁の下の力持ち」にあまんじて、それをよしとする社員は、「仕事ができる」どころか、肩たたきがまっていると覚悟すべきである。


"美徳"を捨てる勇気が必要。

「仕事ができる人、できない人」―堀場雅夫著―

なぜあなたのビジネスは失敗するのか?

コツコツ地道に努力をすること

日本は経済大国です。


金融機関が破綻したり、失業率が過去最高になっても、高望みさえしなければ職種を選ばずに働けば、飢えて死ぬことはない。


大変すばらしいことだ。だが最近「必死の努力」というものが欠けているようにおもう。


リストラの対象にされる中高年はべつとして、若い社員ななどはのん気に努めてさえいれば、出世はしなくてもメシは食える。だから「必死の努力」などひつようないのです。


だが、こんな時だからこそ、コツコツと「必死の努力」が継続できる社員は伸びるのだ。


「継続は力なり」言い古された言葉だが、この言葉の意味をもう一度良く考えてもらいたい。


平和な現代社会には「強制」されることがない、強制されないからこそ、自ら目的を設定して「必死の努力」をする社員は、生き方としてもすばらしいのだ。


努力そのものは評価の対象にはならないが、努力がむだになることは絶対にない。


亀だって、一生懸命走り続けるかぎり、いつかは目的地に着くのである。

「仕事ができる人できない人」―堀場雅夫著―

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本をじょうずに選ぶこと

速読術というのがはやったことがある。


4時間かかるところを2時間で読めば、おなじ時間で2冊読めるというわけだ。


しかし、書籍が年間7万点以上という現在では、少しばかり読む速度がはやいからと言ってあまり意味がない。


読むスピードよりもたくさんある本のなかで、いかにして目的の本にたどりつくか。

つまり"本の選び方"が重要になるのではないだろうか。


時間がないときは、タイトルや目次をパラパラ見てからはんだんするが、時間のあるときは興味のある1章を立ち読みするのもいいだろう。それだけで著者の"味付け"が見当つくからだ。


本の良し悪しは、自分の良く知っている分野か、あるいは興味のある章を読んでみれば大体のことはわかる。


つまり、自分の得意分野をなにひとつもっていないひとは、どの本を読んだらいいかそれさえもわからない。
本屋に行っても手ぶらで帰ってくるのだ。



「仕事ができる人できない人」―堀場雅夫著―


あなたのやり方は間違っている!


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とくに目立った失敗がない

今の若者は、「リスクを背負わない」ようにしている、何ごとも無難にこなそうとしているのだ。


ここでいう「リスクを背負わない」というのは、いわゆるリスクマネージメント(危機管理)のことではない。


つまり、リスクを最小限におさえるために、あらゆる手だてを講じるといったものでなく、リスクを背負わないために最初から危険なところにはちかよらない。それだけなのだ。



これでは、新しいものがうまれるはずもない。しかも彼らは自分のその欠点はほとんど気がついていない。


むしろそれを「バランス感覚」と考え、自分の長所だと勘違いしているようだ

私が考える「バランス感覚」というのは、均衡が保たれていればいいというものでなく、両極端のものをあわせ持つということだ。


たとえばサーカスの綱わたりを思い出して欲しいのだが、両極端、つまり棒のりょうがわに重りがあるときが一番バランスが取れているのです。そのときりょうがわのウエイトが重ければ重いほどバランスは取りやすい。


逆になにも持たずに立っているときが、バランスが取りづらく、危険です。



ビジネスもまったくそれと同じなんです。


両極端の価値観をもっている人は「バランス感覚」すぐれているといえる。


なにもしないで、真ん中にじっとしているのは「バランスが取れている」とはいわないのです。


それどころか、いつも真ん中にいる人はじつは非常に不安定な状態にいるため、どちらに転ばれるか解からないと言った危うさがあるのだ。


「仕事ができる人できない人」―堀場雅夫著―


【クレーム】あなたのやり方は間違っています


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