時間の使い方のうまい人下手な人
「用事は忙しい人に頼め」と言う格言があります。
忙しい人ほど、なぜだが時間のやりくりがうまく、そしてきちんと責任をはたすんです。
だから、時間の使い方のうまい人は忙しくなり、用事も多くなるり、さらに仕事が集まるようになります。まわりからも有能であると評価されます。
時間の使い方のうまい人は決断を先にもちこさない、その場で決めてしまう、そうしないとたちまち用事がたまってしまってにっちもさっちもいかなくなるんです。
時間の使い方のうまい人は、一日の行動の節目を一つのリミットとして考えます、たとえば電車を待つあいだ、電車からおりるまで、あるいは会議がはじまるまでというように、うまく時間をやりくりして活用するんです。
これに対して時間のやりくりがへたな人というのは、いがいと時間があまっている場合がおおいんです。
考える時間が長すぎるんですね、考えれば考えるほど迷ってしまってなかなか結論がでなかったりするわけです。
「〆切まで何日もあったのに、これだけしか書いてないんですか」と編集者にあきれられた事があります。なまじ時間があるためにあれこれ迷って筆がすすまなかったということですね。
「仕事ができる人できない人」堀場雅夫著―
相手先の社内事情にくわしい営業マン
同じような製品を、見も知らぬ他人とあなたの友人が同時にうりに来たらどちらを買いますか?
言わずもがなで、友人から買うにきっまってますよね。
この"友人"の立場になるべく努力するのが営業なんです。
製品の性能に大差がなければ、友人や知人なじみの営業マンから買うのが人情と言うものです。
ユーザー(顧客)の友人になるには、その会社の人間関係はもちろん、社内での力関係を知っておかなければいけませんね。
しかし営業の突破口として目をつけていた相手が、実は主流派でなく権限がまったくなかったりもします。
だから相手方の社内事情を把握している営業マンはいい仕事ができるのです。
ビジネスの基本が人間関係であることからすれば、相手企業の社内事情を把握している社員が有利です。
これらの情報多くは誠心誠意仕事をしていれば、どこからともなく自然に伝わってくるものなんです。
「仕事ができる人できない人」堀場雅夫著―
失敗をすぐに忘れる
いやなことを上手に忘れることには、それなりに努力も訓練も必要です。
忘れようと努力もしないのに、失敗したことをすぐに忘れてしまうのはただの愚鈍です。
仕事ができる人は、失敗して落ち込んでも気持ちを断ち切り、また新たな気持ちで仕事にのぞむ努力をすることができるんです。
「くよくよ人間」は失敗したことを、うちに帰ってからも何度も反芻して、いつまでも悲観的な気持ちを引きずるんですね。
だから、失敗でもしようものなら夜も眠れないんです。これではいい仕事は出来ない、いい仕事が出来ないからくよくよ悩む。と言う悪循環になるんです。
それではどうやって気分を180度変えることができるんだろう。
「誰でも失敗を積み重ね、それをかてとして今の地位にいるんです。今日のことは今日できりをつけ、明日はまたゼロからの出発だ」と考えて欲しい。
そのうち努力が成果として仕事にあらわれるようになるし、次第に自信を持つようになると思います
失敗してもつぎで挽回すればいいと思えるだけの余裕もできるし、気分転換も早くなる、ネアカ人間に変わっていくのです。
私の気分転換法は、いやなことはその日で全て終わりにします、カンカンに怒っていても一晩寝れば忘れることにしています。
深刻に考えても事態は好転しないんです、事態が好転するには当人の気分は関係ないんですね、だったら深刻になるだけ損と言うものだと思うんです。
注意すべきは、気分転換が出来ず失敗が尾を引くことです。
失敗したことは記憶から消してしまい、成功体験だけをインプットすることが大切なのではないかと思うんだ。
「仕事ができる人できない人」堀場雅夫著―
ひらめく人、ひらめかない人
私はトイレのなかで新製品のアイデアがひらめいたことがある。
ノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士は、夫人の看病をしているときに中間子の理論を進展させたと言う。
だからと言って、トイレに入ったり看病をしたりすれば、いいアイデアがひらめくと言うものではない。
あるテーマについて、ずっと考え続けてふとしたときに思いついた場所がトイレであったり病床であったりするわけで、
考えて考えて考え抜く。そのうち何かの拍子に、ひょいと答えがひらめくんです。
「水滴もコップを満たせば、わずか一滴で溢れる」
一つのテーマに没頭していれば必ずひらめきが生まれる。
「ひらめかない人」は「考えていない人」ですね。
「仕事ができる人できないひと」堀場雅夫著―
アイデアが次から次へと湧いてくるけれど。
机上のアイデアがそのまま形になるのなら、誰だって大富豪になれます。
鉛筆の頭についた消しゴムとか、ヤカンの蓋の穴のようなちょっとしたアイデアでも、特許をとればたちまち大金持ちです。
でも、確かに理屈はそうでも、世界にゴマンといる発明家で大富豪になった人はきわめて少ないようです。
アイデアがひらめく事と、それを実現することとは別問題なんです。
会社でもそうです。ディスクでアイデアを考えるのはそんなに難しいことではないです。
また、その通りに実現するならいくらでもヒット製品が生まれますよね。
だが、アイデアとそれを実現することは別なんです。
「開発に成功するまでに一のエネルギーが必要だとしたら、商品を試作するのにその十倍のエネルギーが必要だし、それから商品化するのに百倍、最終的に利益が出るまでには千倍のエネルギーが必要である」
実現までのプロセスを念頭に置かないアイデアは、経営トップから見ればただの思い付きであり、ただの遊びだとおもわれても仕方ないです。
いくら素晴らしいアイデアを出しても、それだけでは「仕事が出来る人」とは言えないからです。
アイデアが次から次へと湧いてくるのだが、なかなか日の目を見ない人は、開発費を含め、アイデアのなかに実現までのプロセスが欠落している場合が多いのです。
「仕事のできる人できない人」堀場雅夫著―
あれほど反対した妻が【私もやりたい!】と言ったビジネスとは?



