歯は死ぬまで付き合わなければいけない人間の臓器と考えることができます。死ぬまで付き合わなければいけない大切な歯だけに、歯列矯正も慎重に挑みたいものです。


歯列矯正の良し悪しの結果は歯科医の技術によっても大きく左右されます。多少値段が高くても、やはり腕のいい歯科医にお願いしたいものです。もちろん、料金が安いのこしたことはありません。技術良し、料金安いであれば最高です。一番駄目なのは、料金が高くて技術がない歯列矯正専門の病院です。次が値段が安くて技術もダメな病院でしょう。


どのようにすれば、熟練の歯列矯正医を見つけることができるでしょうか?その一つの方法に、自分の歯が悪い原因について聞いてみるという方法があります。ここで歯並びの悪い原因について根本からわかりやすく話してくれる医者は信頼できます。


ただ、生まれつきとか遺伝で片付ける医者は心配です。もちろん、遺伝が原因の場合もあるでしょう。顎が小さいために歯がすべて入りきらず、その結果、歯がおしくらまんじゅうをしてしまい、ガタガタになったということも考えられます。ですが、一番多い理由は奥歯の圧迫です。奥歯によって前の歯が押されて歯がガタガタ担ってしまうようです。


きちんとなぜ歯並びが悪いかを説明してくれない医者は対症療法的な治療しかしてくれず、根本から解決しないということがあります。原因を究明し、根本から治療することが歯列矯正では大切です。対症療法的治療だと、治療したとしても、後戻りする確率が高く、また顎の関節に対して負担が増大し、自律神経失調症など第二の障害が出る可能性もあります。


一方、歯並びが悪い原因を根本から解明し、根本から治療すると、歯列矯正後も後戻りが少なく、また自律神経失調症で悩まされていた人も改善する可能性があります。

歯の一つ一つにはそれぞれの役割があります。まずは前の歯です。前歯には、中切歯、側切歯、犬歯があります。


中切歯・側切歯・犬歯で食べ物を噛み切ります。そして小臼歯が食べ物を噛み砕き、さらに奥歯である大臼歯が食べ物をすりつぶします。


よく、歯列矯正では第一小臼歯を抜いて前歯を整えて行きます。第一小臼歯が抜かれる理由には、何か医学的な大きな理由があるのでしょうか?


実際のところ医学的な理由はありません。ガタガタになった前歯を矯正するには好都合ということで便宜的に第一小臼歯が抜かれています。


ですが、本来人間の体には不要なものがありません。歯も親知らずを除く、28本すべての歯に大事な働きがあります。もしも、この大事な歯を失うと歯はバランスを失い、逆に歯列矯正をすることで体調が悪くなるなんてもこともありえます。


第一小臼歯にも大事な役目があるということは最近の医学研究でわかってきました。その第一小臼歯の大事な役目についてみておきましょう。


まずは、第一小臼歯はかみ合わせの基準点になっています。そして顎が後方に下がらない役目もしています。また本来なら親知らずを含めて32本あるはずの歯が第一小臼歯を抜くと28本になってしまいます。当然、噛む機能は低下して1本の歯にかかる圧力も強くなります。若いうちは大丈夫かもしれませんが、年をとってくると何らかの形で障害が発生する可能性が大きいです。

目の奥が痛い、目が疲れやすい、目がしょぼしょぼするという悩みをかかえて眼科にいったけど、原因がわからないといわれたことはないでしょうか?


またこめかみの痛い、偏頭痛が治らない、頭痛がある、耳鳴りがするなどの悩みをかかえて内科に行っても自律神経失調症と診断されただけで、根本的に解決する方法がわからず悩んでいる方はおられないでしょうか?


最近は小学生や中学生までも肩こりや目の痛みを訴える子どもがいます。


上のような症状になると無気力になりやる気が出ない、どうも何をしてもうまくいかなくなり、常にストレスを抱えてしまいます。このことがさらに症状を悪化していくという負のスパイラルに陥ってしまいます。


眼科や内科の先生は、歯並びの悪さからくる自律神経失調症というものを理解していません。まだ医学的には解明されているわけではありませんが、歯並びを矯正すれば、自律神経失調症も治ったという患者さんが多くいます。


小学生や中学生の肩こり、目の痛み、偏頭痛などは歯並びの悪さからきていることも大いに考えられます。顎の関節の近くには多くの神経が通っています。顎の関節が歯並びの悪さから、悪い状態になり、その悪い状態が様々な神経を伝い、体のあらゆるところが不調になるということがあります。


顎の関節から来ているので、いくら目が痛い、頭が痛いと眼科や内科で言っても、目や頭を調べても、目や頭自体はどこも悪くなっていないので、原因がわかりません。体というのは、有機的なもので、ある一部分が悪くなれば、その部分だけでなく、他の部分まで調子が悪くなることがあります。


自律神経失調症の人は、1度自分の歯並びを疑ってみてはどうでしょうか?