謹んで新春をお祝い申し上げます。
 旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
 本年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます。 
 
 毎年恒例、新年の抱負を。
 
・目標(完成)枚数 原稿用紙換算300枚
・「ワスレナウタ」総集編を出す
・長編の経験値を増やす(取りかかる)
・お仕事ものにチャレンジする
 
 2017年総括で思い切り走るって言っておきながら、昨年と同じ目標枚数(笑)。歪みないあずみである。

 伸び伸びになっている「ワスレナウタ」総集編、これをできれば春に出すことを最優先目標に、お正月からコツコツ校正やってます。
 あとtwitterで少し言ったんですけど、関東で過ごせる期間がもうそんなに長くないと思うのでね。いろんなところを見に行ったり、体験したり、人とお会いしたり、したいんです。
 書くのに適しているのはどう考えたって地方の生活ですね。逆に私、関東に生まれていたら、書くことを続けていたかどうか怪しいです。普通に、既に世に出たものたちを集めて満足してそう。テレビも映画も面白いし、書店になんだってあるし、催しもたくさん。
 ただもうパソコン前に座るのがルーティンになっているので、気持ちが折れてしまわない限りは、何かと書き続けているのだと思います。
 
 長編。そう長編は、自分のパターンを増やしたいし、書いている間、モチベーションをどう維持していくかというところも含めて、経験値を増やして自信に変えたいです。仕事はお約束があるので、最後まで走るわけなのですが、個人的に書きたいものはどうしても、「誰も待ってないのに…」という悪魔の囁きに負けがち…。
 連載も完結が読者さんとのお約束!とは頭ではわかっているのですが… 読者さんは読者さんで、他にも楽しんでるものがおありですもんね? というのがSNSでわかるのが難しい時代…。すぐ心折れる…。逆にあなたの作品が唯一の娯楽って言われてもおそろしいプレッシャーですし、自分で自分の「書きたい」「好き」をどう燃やし続けられるか、というのが肝と言う気がします。
 あと、長編得意、という自信が得られたら、わりと気持ちの軸がしっかりした書き手になれると思うので(そこが一番大変なのでしょうけど)がんばれ。自分。
 
 お仕事もの、書きたいです。お仕事がんばっている人が好きなので。
 現代ものTLで書けているんですけど、尺の関係で、恋愛に関係ないエピソードはなかなか入らないので、お仕事で成功したり、失敗したり、同僚と力を合わせて難局を乗り切ったり、ちょっと良いことがあったり、する長めのお話が書きたい。
 
 文章の特徴的には、薄暗い中でそれでも何かがきらきらしてるような話が映えやすいし、お褒めの言葉をいただく機会が一番多いので、それを生かせるプロットも模索したいです。すぐSNSで「こんな時代に暗い物なんて読みたくない」みたいな言葉を拾ってしまって生まれたところからやり直したくなるんですけど… でも暗い気持ちにさせるだけで終わるつもりもないし、まだ、工夫できる筈。
 
 SNS、否定派じゃないです。こんなに「皆が何考えてるか」わかる時代はかつてなかったと思うし、すごく面白いし、そこならではの宝物のような言葉をたくさんいただく機会もあって、…だからこそ、依存というか、あんまり元気じゃない時もログインしてしまって、つい他の方と自分を比べてしまったりするわけで。
 今の時期は、毎年気持ちが落ちてしまいがちで、年末総括とか抱負とか、とにかく他の方が眩しくて困る。
 なにかの公募の発表のたび、お知り合いさんのお知り合いさんあたりのお名前は、拝見することになるし。
 本当は、そこで奮起してエネルギーに変えられる人がつよいんですけど、私はそうじゃない、意識するほどから回るし時間が溶けるので、上手にSNSとお付き合いして、逃げる時はしっぽ丸めて逃げていよう、と。
 WEBで長編読むのが得意じゃない上、昼の仕事のせいか眼精疲労が出てきてて、ますますコンテスト系のお祭りに乗れないですし(投稿中の友人各位には不義理でごめんなさい…)。
 誰かが持ってると羨ましいものと、自分が欲しいものって、違ったりする。その辺り折り合いを上手につけて、今書けるものを積み上げていく。そういう一年にできたら…と思います。
 
 言いながら結構もうイベントには申し込むつもりでいるんですけどね!
 
2018/01/21 文フリ京都  
2018/02/11 コミティア123
2018/03/11 花鳥風月137(委託)
2018/05/05 コミティア124
2018/05/06 文フリ東京
2018/05/27 文フリ金沢
 
 あとは、7月のテキレボ、9月頃の文フリ大阪、11月頃の文フリ東京… この辺りは引っ越しがどうなるかでまだはっきりしませんが。 
 去年作った「Wedding Invitation」と、たくさん刷った「消滅可能性私達」と、「ワスレナウタ」総集編と。
 読みたいと思ってくださる方がいらしたら、機会をできるだけ多く作ってお届けできたら、と思ってます。
 
 皆さまの2018年が、実り多く幸せなものでありますように願います。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
●この記事は、創作 Advent Calendar 2017に参加しています。
 
こんばんは。
今回カレンダー経由ではじめましての方もいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介させていただきますね。
12月22日担当のあずみです。
創作小説サークル「冬青」名義で約4年半、その前の合同サークル時代を含めると約7年、文学フリマやコミティアなどのイベントに出させていただいてます。ジャンルは童話っぽいファンタジーから現代ものから時代もの、プラトニックから年齢制限有まで無節操、一番書きやすいのは原稿用紙100枚(4万字)くらいの中篇、最近は百合のひとと言われることが多いですが、かわいい女の子が出せるならなんでもOKみたいなところあります。スローペースですが商業のお仕事をしていることもあります。

そんな感じで、ここから先は毎年やっている一年の創作振り返りと反省なので、ブログ読んだことないし作品一個も知らない!って方にはいきなり片付いていないお部屋にお招きする感じで無作法極まりないのですが、まったり楽屋裏をのぞき見していってくださいませ。
 
まず今年初めに立てた目標を置きます。
 
・目標枚数 原稿用紙換算300枚
・「ワスレナウタ」総集編を出す
 
うん(常連さんお察し)。それでは振り返りをはじめます。
 
☆「求めたものは」「さよなら」+ボツ1本 原稿用紙換算3枚
 
まやさん発行の「まぼろしの青」に寄稿。3月下旬、2日、現代もの。
「なんでもいいからゲストして~」と過去最高にカジュアルなお誘いをいただきまして、表題をテーマにした300字ショートを2本寄稿させていただきました。祝・メタル表紙踏破。まやさんも縹さんも掌編ほんとうまくて泣ける…。
 
 
「富士見L文庫×カクヨム 美味しい話&恋の話 短編小説コンテスト」投稿用。4月上旬、5日、現代あやかしもの。
レーベルさんが以前から好きだったので、応募。一次選考通過ならず。
上限文字数がきつくてオチが弱かった(グルメ性に乏しい)のが反省点。この文字数で書き込める方すごい…。
もともと私は小説キャリアをプロ志望投稿者として始めた人間なんですが、すっかり投稿サイトからエントリの時代になってしまいましたね…。仲間に手の内どころか読者さんからの反応の全体順位まで丸見えのつらい時代…(笑)。メンタル強くなろう。お、応募してるの見かけたら応援してねっ!
 
 
ひとつ上の続編としてWEB公開。5月中旬、9日、現代あやかしもの。
キャラに愛着がわいてしまったのと、季節もの(1年12話構成のつもり)・群像劇・短編連作の練習がしたかったので。この話はキャラ紹介に必死でテンポがいまいち。反省…。
1年分プロット立てたはいいのですが、本文を書く時間がなかなか…。来年こそ…!
 
「#キスの日」 原稿用紙換算5枚
 
WEB公開。5月下旬、1日、ファンタジー百合。
Twitterの空気に軽率に乗ってみました。冬青の看板作品「ワスレナウタ」に出てくるふたりです。
 
 
WEB公開。5月下旬、1日、ファンタジー百合。
Twitterの #よく聞くアーティストから自分の作風っぽいのを選んでもらう というタグで鬼束ちひろ・天野月子・cocco・宇多田ヒカル四択でアンケートを取らせていただいたら、ほぼきれいに四分割(coccoさんが一票だけ足りなくて他が同率一位)という面白い結果に。からのイメソン創作です。表題の曲、とても、好き…!
自サイト掲載の「Angels in the miniature garden」のワンダが出ています。「ワスレナウタ」と同じ街、少しむかしのお話。
 
☆「イケメン若旦那は甘くとろける愛撫がお得意」 原稿用紙換算68枚
 
商業。7月頃、現代恋愛。
ぶんか社さまの「無敵恋愛S*girl(エスガール) 2017年 11月号」に掲載いただきました。
イベントの出張編集部にお邪魔して、ご縁をいただきました。
昔からまんがが大好きで、描いたこともありますし(でもわりと初期からまんが描きの友人の原作を頼まれていた気もする)、ぶんか社さんの、エスガールよりもうちょっとドロドロした雑誌も親に隠れてこっそり読んでいたので、まんが雑誌に自分の名前を載せていただける日が来るとはー! 
とてもかわいいイラストもつけていただいて。
掲載されたのは和服の挿絵だけなんですが、キャラクターラフには洋服ヒロインの図もありまして、それが今年の旬ファッションだったことに「!」ってなりました。すごい…まんが家さんだすごい…。雑誌だ…!!
 
☆短歌鑑賞文 原稿用紙換算2枚
 
BL短歌合同誌実行委員会発行の「共有結晶別冊・萬解」に寄稿。8月中旬、2日。
山中千瀬さんの「恋というほかにないなら恋でいい 燃やした薔薇の灰の王国」という短歌を鑑賞させていただいたんですけど山中千瀬さん好きすぎて「さよならうどん博士」も好きすぎてどうしたらいい… えっ折句すごい折句すごい、テクニカルなのに自由自在…! 
「さかなのぼうけん」とかすごい百合というか百合じゃないかもなんですけどすごい女の子みが最高で、えっとなので山中作品の読みをひらけてとっても楽しかったです。
完成した御本も、ものすごく恰好良いんです…! レトロ印刷さんで、二色刷りで。中身も最高なので、お誘いくださった人に一言いいですか。対戦カードつよすぎるわ何あれもうちょっと初心者枠とかあったのと違います??(他に入れられても泣いてたけど)ありがとうございました。
 
☆300字ショート×4本 原稿用紙換算4枚
 
9月の文フリ大阪で配りたかった折本用。8月下旬、1日、ジャンルいろいろ。
ダンサーをテーマにしたものと、家電をテーマにしたものと。書きたかったから書いただけとも。(そしてレイアウトする気力がなかったので未公開)
 
 
WEB公開。8月下旬、各1日、ジャンルいろいろ。
Twitterで楽しそうなタグを見つけたので。ふぁぼしていただいた残り12名、忘れてはおりませんので気長にお待ちいただければ幸いです。冒頭書くの大好き。
 
☆お手紙折本(柳川麻衣さんとの合同企画) 原稿用紙換算7枚
 
9月の文フリ大阪で配布&11月の折本フェア参加のフライヤー用。9月上旬、2日。
小説というかなんというか。お手紙。「公開とかしないから~」ってあずみをそそのかして書かせました。自分をだまし討ちにかけちゃいけないけど、かかる方もちょろすぎる。
 
☆「風船と鍵穴」 原稿用紙換算106枚
 
柳川麻衣さんとの合同誌「Wedding Invitation」用の原稿。9月~10月、約2カ月、現代もの社会人百合。
かかった時間からしてとても苦戦したようです(あんまり覚えてない)。多分当初の計画だともっと長くなりそうだったんです。1.5倍くらい。時代ものを半分くらいの枚数で書けたこともあるんだけど、ふしぎなくらい、どれだけ書いても「説明しきれない…!」って感じで、「現代」の話なのに。去年のざばあんそろ用より長いって。ふたり誌で私だけ分量が多いのは、麻衣さんのファンの方にしてみたらもう殴る、って感じだろうし、練って練って、4稿までいきました。
で、入稿後、すごく満足したんですね。これは本当に、読者さんに向かって、というのとは違うベクトル、私の中で、あるものを書ききれた、という気持ちが強くて。
ボウリングでいったら、今まで小説を書いていて、「ピンが全部倒れればいい」みたいな気持ちがどこかであったんです。いやプロットは守れるんですけど、もっと細部のイメージが、完璧に構想通りにいかなくても、ストライクが出たら(ちゃんと伏線回収して盛り上がって終わっていたら、そして読者さんが面白く読んでくれたら)いい。って。それが今回、一本だけ残った難しいピンを、狙った軌跡通りボールを転がして、思った向きに倒せた。あっうまくなったんだな、って手ごたえがありました。これは18年(ブランク含むけど)小説を書いていて初めての感覚です。
その成長はもう本当に合同相手の麻衣さんに助けていただいたな…って思います。ひとりでは書けなかった話なので。打ち合わせと称して麻衣さんとした話、まあ推しトークが多かったんですけど(笑)、悶々と考えていることや小説の技術的な課題についてもおしゃべりさせていただいて、ものすごく得るものがありました。
 
☆「(タイトル未定)」 原稿用紙換算66枚(仮)
 
情報解禁前なのでカウントのみ。
 
☆「贈り物」 原稿用紙換算4枚
 
WEB用。Twitter300字ss、テーマ:贈り物 に参加。
12月上旬、1日、ジャンルいろいろ。
同人も、商業も、作品を読んでくださった皆さまに感謝をこめて。
 

ということで、計356枚でした。目標ひとつめ達成ですね。自分のペースがわかってきたかな。
 
そして目標ふたつめ。「ワスレナウタ」総集編は、今年出すことができませんでした。
改稿が、今全体で原稿用紙換算680枚くらい、文字数20万字と少しあるうちの、ちょうど進捗50%というところです。今年のうち、100日くらいはその作業に専念したはずだったんですけど、そこまででした…。
思いつめすぎ、なのかもしれません。商業で、校正をしていただくと、私の場合、長編だと、何百とか、千近いふせんが入ってしまってたんですね。誤字などは極力見直しをして送るし、表記ゆれも気を付けてはいるんですが、そもそも間違って覚えてしまっている誤用や重複表現というのは、読んだだけでは気付かないわけで。国語の成績はそれほど悪くなかったので、お仕事を始めてからというもの余計にショックで。言葉の意味を辞書を引いて覚えたのではなく、いろんなものを乱読しつつ想像で埋めてしまったんでしょうか。「生まれたところからやり直せ!(※)」って感じです、もう、本当。
 
※とある世界的声楽家が、日本でプロの声楽家向けのワークショップを行った際、ある方に「どこを直せばいいですか?」と聞かれて「生まれたところから」と答えたそうで… ヒィッ…って感じのエピソードですね…。言われた方の心の痛みに涙ぐんでしまいそうになりつつ、そこまで言わしめる道を究めるひとの厳しさに眩さも感じてしまうというこの矛盾…。その世界的声楽家さんが「ワスレナウタ」ダイノ先生のイメージモデルです。ミルクロクちゃんはあれでちゃんと才能あるので、この名言は使えず仕舞でした。
 
まあ、それで、もはや自分を日本語のネイティブとは思えないので、ものすごく単純な、「〇〇は言った。」みたいな文章以外は全部一応辞書か検索を通すというのを、見直しの際にやっているわけです、ここ何年か。表記ゆれは主に手動でつぶして、名詞に「」をつけるかつけないかも統一して…。それは商業校正も、最後は人力頼みなので、やっぱりゲラを最後まで見続けているとなにかしら出てくるわけで、もう本当に、本が出る当時は熱が出るくらい見返したんですけど、同人誌ってもう自分だけじゃないですか…。

「ワスレナウタ」の世界は大切な箱庭で、Twitterでは言ったんですけどカーテンタッセルひとつ、柱ひとつ、気になりだすと、この建築様式にこの内装を合わせるのは果たして品が良いのか? 常識外れなことをしていないか? 流行の変遷は? 主人の趣味と哲学には沿っているのか? と気になって気になって検索漬けっていう…。なんだかノイローゼみたいな文章になってきたんですけど、元気なので心配しないでください。あと、残すは旧最終巻だけで、あれはそれなりに当時も校正期間を取ったはずなので、楽になる、はず…!
 
こういうことをやっていると、「ばかみたい、金にならない趣味でしょ?」みたいな態度を取られることがごくたまにあるのですが(…まあ多いのはご活躍中の、ね…)、まあ実際半端でばかみたいに見えるのだろうな、どう思われてもいいです、みたいな開き直りは、身につけました。怖いものからは距離を取ろう。商業でも同人でも、読者さんと私っていう緊張関係に変わりはないと思ってます。
ただ、一作一作ていねいに仕上げたいのはやまやまなんだけど、新作書きたいうまくなりたい、とも思っているので、展開とか盛り上げとか、読者さんを巻き込めるストーリーづくりの勘みたいなのはやっぱり数をこなさなきゃこなれてこないんじゃないかと思って、それで「あやかしさんと!」という、どうにでも転がせる群像劇、文章や資料や取材に(主に時間的)コストを割かない、校正最低限、っていうWEB用作品を始めてみたりとか、試行錯誤してる感じでした2017。

まぁでも本当に楽しかったです…。7年もやっててまだとても楽しいままでありがとう創作文芸って感じですよ。「追奏リリカ」も気になってたラスト修正版同人誌を出せたし。
イベントは、
 
・5月東京ティア レポ
・8月夏コミ(新刊「追奏リリカ」) 
・9月文フリ大阪(折本お手紙) レポ
・11月福岡Ado(折本お手紙委託のみ)
・11月東京ティア(新刊合同誌「Wedding Invitation」) レポ
 
と例年より少なめでしたが、どのイベントでも本当にあったかいお声をかけていただいて、また尊敬する書き手さんたちにお会いできて、幸せでした。
 
12月、いつもならすごく一年の反省と自己嫌悪で落ち込んでしまうんですけど、今年はそうでもない。本当に、良い年が過ごせたなぁ、と思っています。来年は怪我をおそれず思い切り走れるかもしれない、という、予感が当たればいいなと、願います。
 
皆さまも、あと一週間ほどですが、良いお年を。こんな長い記事に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。来年も自分の課題をお互いがんばりましょう…!
 
 

 

 お知らせです。

 

 先月末くらいから、「無敵恋愛S*girl(エスガール) 2017年 11月号」に掲載いただいた短編小説を、kindleさま、hontoさまなど各ストアさまにて、電子書籍として配信していただいてます。

 
 


 「イケメン若旦那は甘くとろける愛撫がお得意」

(著:栗谷あずみ イラスト:スミコ先生)

 

《あらすじ》
恋人との婚前旅行に温泉!…のはずがドタキャン&浮気発覚で散々な目にあった久実は、 それでも外聞やもったいなさから旅行先の温泉宿を一人で訪れることに。 けれど何をやってもうまくいかず、自暴自棄になったいたところに声をかけてくれたのは、和服の似合う・温泉宿の若旦那で…。 日々の疲れた心と身体を癒してくれるのは、和服男子との極上H!

 

amazonページへは以下のリンクから…

 

 

 

 

 「和服カレの寵愛」特集号に書かせていただいたお話です。

 雑誌掲載時とは違い、表紙がカラーになってます。挿絵も収録されておりますので、忙しくて雑誌で読めなかった、読みたい、って方がもしいらっしゃいましたら、ぜひダウンロードしてやってください。

 

 200円くらいプラスしていただいたら、HOTなコミックがたくさん読める雑誌(電子書籍もあり)をご購入いただけるので、コストパフォーマンスはそちらの方がいいかと思います。もちろん、栗谷あずみの固定ファンが存在しますって数字が出ればがんばれる場所ができるので、余裕がある方の応援は、いつでも心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 ほか、商業情報は 栗谷あずみ WORKS にまとめているので、安心して読める、Hシーンを含む男女のラブストーリーがお好きだって方は、よかったらのぞいてやってくださいませ~!

 

 

 

 イベントから10日くらい経ってしまいましたが、やっとひとつ締め切りを倒したので、ご報告&お礼ブログ です。

 

 11月23日、午前中はあいにくの雨でした。加えて、祝日。文芸勢にとっては、文学フリマとの同日開催もあり。

 来てくださる方はいらっしゃるだろうかとひやひやして、前日などは指先がつめたくなるような緊張を感じていましたが、ふたを開けてみたら、お足元が悪い中、たくさんの方がビッグサイトまで足を運んでくださって、おかげで新刊「Weddin Invitation」の初頒布も、しっかり見ていただくことができました。

 

 …twitterをご覧の方はご存知ですが、お足元が悪かったのは私…。ヒールのある新品のくつをはいたら、10分後には激痛で歩けない状態に、普段楽をしているから…っもう。コンビニで買ったコットンつめて無理やり行きました。久しぶりのカバー巻きがあるのに会場入りが一時間押し… 焦った…。

 twitterで、普段接点のなさそうな、おしゃれな世界にいらっしゃる感じの方が、うちの新刊欲しいなぁってつぶやかれていたので、なんかね、うっかりがんばっちゃったんですよ…。一ヶ月で6kg落とした…。あげくにそれ…。

 さいわい傷にならなくてすぐ良くなりましたけどね! さ、当日の設営は以下の感じです。

 

 


 

 

 

 いつも見てくださっている方はお気づきになるかな?

 敷き布が変わりました! 焦げ茶! 新刊が白なので! 

 ジャンルは百合、背中一列挟んで中央大通りという好立地だったので、A1のポスター同じものを2枚発注して、両面で新刊を推しました。

 (ちょっともったいない精神が働いたので、スペース番号を切り落としてもう一度使えるデザインにしました。使えるかな?)

 A1ポスターは、友人が何度か使っていて気になっていた、不織布素材。

 新刊のブックデザインをしてくださった麻衣さんが「デザインは、レースだけどかわいらしくしすぎず、ちょっと生成りみたいなかわいさで…」と考えてくださったので、ポスターも、ツヤツヤの白色紙よりは、雰囲気が出るかな? と。

 白多めのデザインにはとってもマッチしていました。軽くて扱いやすかったし。まるまらないし。うっかり体が当たっても痛くない。えらいぞ、不織布。

 

 本は最近はずっとシンプル平積み。

 に、pixivに置いてくださっている、値札素材に文字入れしてセブンイレブンプリント。家にもプリンタはあるんですが、発色が違うので。目立たせたいものはお金で解決した方がいいと思い出した。

 名刺は、名刺コレクター? 頒布物に興味のない方が、ナンパのような言葉とともに取って行かれるだけなので、置くのもうやめようと思います。サイトアドレスとフリーのメアドしか載せてないんですけどね。気分的に。

 

 

 
  
 

 

 

 そんなことよりわたしたちの新刊を見てくれ!!!!

 

 ファンタスゴールド+ミランダレースすごいかわいい…。

 

 すごいかわいかったです…。カバーは先に受け取っていたんですけど、本は会場搬入だったので、一時間押しで会場到着して見本誌提出のために急いでセットして、「えっ… かわいい…!」 いやいやかわいいでしょ…。あ、すみません、ものすごく好みだったので結構いまだに新刊の話をすると理性が飛んでしまう…。カバー受け取りの時も「写真の百倍かわいくないですか???」って取り乱した…。

 中も、スターブックスさんでクリームキンマリ文庫サイズ使うの何気に初めてだったんですけど、結構上位の好きな感じでした。文字が細るくらいが… いい… マットいい…。

 

 そして思いのほかたくさんの方にお立ち寄りいただけて、終わった後麻衣さんとも話したんですけど、「新刊つよい…」

 書き下ろしでイベント新刊ってたしか『女の愛と生涯』以来だったもので、感覚忘れかけてました。

 今回のMVPは、もちろん素敵なブックデザインと装丁を組み立ててくださった麻衣さんなんですけど、それを通りがかりの方に届けてくれたのが前述のポスターです。カバーを折りながら折本お手紙を折りながら、お買い上げくださった方とお話させていただいたんですけど、三分の一くらいの方が「今日初めて冬青に来た、ポスター見て気になって」っておっしゃってくださった…気がする…。

 大きすぎて浮くかな? とも思ったんですけど、百合島では全然珍しくもなかったし、A1にして正解でした…!

 結論、思い切って大きなポスターをつくろう! あとやっぱり情報量はしぼるべきですね。いろいろ入れたいんだけど…! たくさん書いても歩きながらじゃ見きれない! 「女の子と女の子が結婚する話」は結構いろいろわかりやすかったですね…。

 

 今回は新刊がたくさん出てくれて、既刊はあまり動かず、でした。「ロータス」は売れて嬉しい。百合島は百合を求める方がいらっしゃる。(当たり前のこと…)

 人通り傾向は、男性多めではあるのですが、なんとなく、女性の一般参加の方も、増えてきているような、あと「私も小説書いてます」っていう方が、よく見えられたような? 

 あ、文フリとのかけもちをしてくださった方々は本当にありがとうございました、雨の中、お疲れ様でございました…!

 

 文芸の皆に伝えたいことは書けた(大きいポスターつよいよ)ので… レポートとしてはこれでいいかな…。

 そして新刊はつよいね…。がんばろう、今後ともがんばろう。

 

 ということで、足を運んでくださったり、本を手に取って検討してくださったり、遠方から応援を飛ばしてくださったり、かかわってくださったすべての方々にお礼申し上げます。ありがとうございます、新刊楽しんでいただけると嬉しいです。

 あと麻衣さん…。麻衣さん本当に…ありがとうございました…。本ができるまでのあれこれも、同時頒布も、もろもろすごく楽しかったです。終わってしまったね…。今回いただいたたくさんのものを追いかけてがんばって生きていきますね…。 

 いいやまだおわってないぞ!

 

BOOTH通販開始してます。

  あんしんBOOTHパックで、個人情報非公開のまま、新刊や既刊をお求めいただけます。リンクは私の方の窓口で、年末年始は事故が怖いので12月15日で一度締める予定です。麻衣さんもBOOTH通販を予定されているので、同時購入したいもののご都合などで使い分けください。

 

②来年1月21日の文フリ京都に出ます。

 麻衣さんも本と一緒に来てくださる予定ですので、関西方面の方々、よろしくお願いします。
 

 

 

 

 こんばんは! 明日23日はとうとう創作文芸勢、待ちに待った秋の祭典! コミティア&文学フリマ同日開催DAYですね!(と言っている間に日付が変わりそうですが…)

 完全に自業自得でばたばたしてしまってますが、明日は本当に、新刊をお届けできると思って、楽しみに楽しみにしていた日なので、良い日になるよう、がんばりたいと思います!

 お越しいただけるという方、午前中は雨のようですので、お足元や防寒にお気をつけてお越しくださいませ。

 

2017/11/23 COMITIA122 

有明・東京ビッグサイト東4・5・6 「冬青」W33a

(11:00~11:30は不在にしております)

 


 

【新刊】

柳川麻衣さんとの合同誌「Wedding Invitation」 文庫/142P/800円 

 

【既刊】

短編集「消滅可能性私達」 文庫/68P/300円 16/09/18発行 

純愛オカルト中篇「追奏リリカ」 文庫/96P/400円 17/09/18発行

 

【無料配布】

紹介本「ワスレナウタお試し版」 文庫/36P/無料配布 16/10/8発行


【委託】
新装版「ロータス」 文庫/420P/1500円(痛覚様より)

 

【ノベルティ】

フルカラー折本型 限定フライヤー 
(新刊お買い上げの方に、先着で、麻衣さんぶんとセットでお渡し)
 
 
 ……ということで。
 なにはなくとも新刊「Wedding Invitation」――合同相手の柳川麻衣さん(とても、とても、尊敬している、構成と文章と登場人物のひととなりと痛みのある世界へのまなざしが、緻密でひんやりしていてとても愛しい、大好きな小説書きさん)と、ええと、今年だけで何度打ち合わせをしたんだろう…、とても楽しく、かつ熱を篭めて、本を作らせていただきました! 
 そのあたりは書き始めると止まらない気がするので… 簡単に内容を紹介すると、「女の子と女の子が結婚する世界」で、現代、今ここにいるかもしれない、女の子ふたりが、一緒に生きていく、いこうとする、そういうお話を…、短編よりも少し長い分量で、お届けできる感じです。
 
(本にかけるレースカバー。本そのものも白の予定。完成版はその目で確かめて!)
 
 麻衣さんは、シェアハウスに暮らす女性ふたりの関係を、さわやかな風がレースカーテンを揺らしながらそっとお部屋に入ってくるような、開放感のある筆致で描いてくださってほんと尊いものがこの世に降臨してしまった…。読んでください。「ふたり」のお話なんですが、「ふたり」以外の部分がまた本当に良いんです。「百合」ってどこかあどけなさだったり無邪気だったり、無謀みたいな信奉だったりがある気がして、学園ものとかですね、きゃっきゃしているのもよきかなですが、麻衣さんの「ついの棲みか」はアラサー~アラフォー年代の女性がメインなんです、もうその「きゃっきゃ」っていうのはね、無邪気ではありえない、働いて、酸いも甘いも噛み分けて、人間の事だってだいぶわかってきて、そこから、もう願いのような「きゃっきゃ」…ですよ。もう、ともだちってことばだけで泣けてしまう。その上「ずっと一緒にいたい」とかもう柳川麻衣だめもう一番弱いとこついてくる…。
 麻衣さんのお話、語り出すと止まらないので、そろそろtwitter用のあらすじ置いておしまいにしますね。
 
「ただずっと一緒にいたいと思って、一緒にいられるならべつに何だって、いまのままだっていいって思ってた」
ルームシェア物件《エヴィアン》1304号室。シェアメイトのひとりに結婚話が出たことから、朱鷺子(税理士)と千鶴(プログラマ)の関係にも変化が訪れ…
『ついの棲みか』 柳川 麻衣
 
「恋! 二次元以外でしたことない!」「それは、わたしもです」
めぐみ(大手商社勤務)と彩里(フリーター)はインターネットで知り合った二次創作仲間。流れで結婚はしたものの、恋愛なんて知らない。〈推し〉さえいれば生きていける。そう思っていたけれど…
『風船と鍵穴』 あずみ
 
 そう、私のお話は腐女子百合です。
 オネエやボーイッシュ女子と同じく、一生自分で書くことはないと思っていたテーマですね…。どうせなら地雷原で踊っておこうみたいな最近の根性どうにかした方がいいと思います。いや、はじめは無理だと思って、そして相当に難産ではあったんですけど、でも書いててストンと落ちるものがあったというか、どうせ伝わらないだろうなと思って口をつぐんでいたことが、書けて… いるといいなぁと、思います。
 
 新刊と一緒に、柳川麻衣さんの新装版「ロータス」もお預かりしています、こちらはもう思春期の同性への特別な思い入れという名の地獄巡りみたいな、痛くてつらくて愛しくて美しい、世界をくるくるとたのしむことができる、すごくエモーショナルな連作です。この土、もしかしたら泥があったからこそ、今作のような光あふれる可憐な大人百合がうまれたのだと私は勝手に思っています。合わせてぜひ!
 
 冬青の持ち込み物は過去に紹介した通りです。「追奏リリカ」がそろそろなくなりそうです。再版予定はありませんのでお急ぎを。
 W33aでお待ちしております!
 
 
 
 そして同日、第二十五回文学フリマ東京も開催予定です。

 

2017/11/23 第二十五回文学フリマ東京 

東京流通センター 第二展示場 
 
 麻衣さんのスペースです。「Wedding Invitation」が頒布されます。
 既刊が「ロータス」と、あと麻衣さんが所属するWilhelmina(通称ミーナさん)のお姫さまアンソロ「姫君の匣」もとっても面白いです…! おすすめばっかりで申し訳ないのですが、お財布に余裕がありましたら… クオリティの高さに定評があり… おすすめです…。麻衣さんは母と娘、宝塚のお話を書かれてます。
 「消滅可能性私達」も預かって頂いてますので、もし文フリの方がアクセス等条件がいいという方で、ご興味ありましたらぜひ。
 
 そしてもう一冊、参加させていただいた本が、この日の文フリでリリースされます!
 
 G-11「BL短歌合同誌実行委員会」  共有結晶別冊短詩鑑賞本「萬解」 レトロ印刷/変型2色刷/60P/600円

 

 専用ページに本の中身等あがっているのでぜひご覧になってください…! かっ、かっこいい…。鬼センスの共有結晶さんの短詩鑑賞本ですよ…。

 twitterで開催されていた「百合俳句鑑賞バトル」の再録のほか、書き下ろし鑑賞あり、語りあり、短歌の解凍イラストあり、の豪華本です。憧れの… レトロ印刷さん… 夢貯金がどんどん引き出されていく…。

 こんな、大人が本気で遊ぶ的な御本に、どうして参加させていただけたのかわからないくらい、私は俳句・短歌とも「読む専」です。ためしに詠もうとしても四文字とか八文字の言葉しか出てこないから、なんかリズムがちがうのだろうなぁと残念に思っています。

 でも、好きな句とか、わからないけどじわじわ波打つ句とか、知らなかった色っぽい単語とか、読みがおもしろいなーって鑑賞とか、あるな、面白いな、ってひそかに楽しんで読んでいたので、お招きをうけて、「軽率に楽しんでいってね」って、門を開いていただけたみたいで、嬉しかったです。

 読むという行為は、みんな普通にしているけれど、すごいことなんだよ、受け取る方もいろいろパワーがいるよね、もしかしたら技術も、知識も。と、小説もなんですけど、常々思っているのですが、こうして、本のかたちで突きつけるのってかっこよいよなぁ。

 私も現物を目にするのが今からとても楽しみです。
 
 とまあまとまりきらないうちに日付が変わりそうなので、このあたりで! あっ差し入れ等は! お気遣いなくですよ! 私もほんとになにも買えてないので。
 明日、よろしくお願いします!