もう一週間以上経ってしまいましたよ。

 初金沢…というか、初北陸、一泊二日の駆け足ですが、愉しんでまいりました。すてきな土地だった!! 

 21世紀美術館、すごい急ぎ足だったんですけど(45分くらいでむりやり回った)、めちゃくちゃすばらしい美術館でした~。

 今度またゆっくり行きたい… と思いつつ閉館間際の人が少ない状態で回れたのもすごく良かった…。

 建物としてというか仕掛けとしてというか、美術館って「当たり前」と離れてイマジネーションと遊べるところなんだなーって… その誘導がていねいで、優しかった。ありがたいな。

 念願の美味しい北陸のおさかな&金沢おでん&日本酒充もできましたよー! 

 ご一緒させていただきました皆様、楽しいお時間をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 そして肝心のイベントなんですけど、いや、もう… あまり余裕がなくて… すみませんでした…!

 製本&四冊のセット組&パッケージが当日にずれこんでしまいまして、設営から14時まで、ずっと手作業をしながらの頒布。

 そこから慌てて朗読会場へ行き、15時半に戻ってきて、即納できなかったぶんの新刊のお手渡しや頒布数確認をしていたら…

 16時…閉会…。

 念願かなってはるばる金沢まで行き! 現地でしか手に取れなかった本もある中! ばかなのかな…!

 もう… こう… ずっと下を向いてね… 折り目をつけてね…。人の流れもあまりね… 見れていなくてね…。

 すごく既視感ありますね、去年からずっとこんなね。なさけなや。計画性。

 ななさんがどなたかに話しかけられていらっしゃる声を横でちらりと耳にはさみ、ああ~あの! 私も、お名前存じております~と思いながら、何も、できず。

 手と口が同時に動かせないんですよね、もう…! ざんねんだ…。

 

 あっでも、私もっ、話しかけてはいただいたのです。

 お知り合いはサークルさん以外いない、アウェイの地だと思っていたので、遠方からお訪ねいただいたり、お手紙をいただいてしまったり、もう、とっても、嬉しかったです。正直心身ともにちょっと… おちこんでたタイミングでもあったので…。

 今後ともがんばろうと思いました! ありがとうございましたっ。

 

 スペースにお立ち寄り頂いた一般参加者さん&サークルさんも、とてもフレンドリーにお話してくださって、嬉しかったな…。

 事前にななさんから伺っていたんですけど、金沢は、机の奥行きが他のイベントに比べ、狭いのです。

 それもあって、本を見てくださっている方との距離が近い、と感じました。

 都会だとどうしても… いや田舎者ですけど、都会をディスるつもりはないのですよ…、ただ、人が多い分警戒しなきゃいけないことも多いので…、こう、距離がね…。

 ふわっと近付いてくださると、それだけで嬉しいといいますか、こちらも人間なので、警戒されるとね、さびしいといいますか!

 都会の方も、近付いていらして大丈夫ですよ…! 無理やり買わせたりしませんからねー…!

 「本に呼ばれた」「直感を信じて」みたいに、事前情報なく手に取って頂けること、5~6年前はコミケとかコミティアでも時々あったんですけど、規模が大きくなってきたからか、最近は厳しくて。

 久々にイベントでそういうやり取りをできて、本当に元気いただきました。

 (そういうやり取りをした中で、おひとりは、「前はコミケとか行ってたけど、最近は体力的に厳しくてね、今回は地元だから来たよ」っておっしゃられてて、体力ほんとそれ全然他人事じゃないぞって… 地方イベントの存続を願って、できる限り応援したいなと思う限り…)(それ以前に自分の地元にはまだ文章オンリーイベントがお招きできてないんですけど… 書くの少しお休みしたい時が来たら、と言いつつ時が流れゆく…)

 

 気を取り直し。

 新刊「常葉の書架」、手づくりということで、興味を持って頂けたようで、ありがたかったです。

 セットの名ですが、お花のように華やかではない――恋心のように色めいてはないけれど、いきいきとした緑のようなたえまない女の子同士の関係性を表現出来たらな、というのがひとつ。あとはコラボというのを意識して、私のサークル名「冬青」(ソヨゴ、と読んだ場合は常緑樹です)と、ななさんのサークル名「7's Library」をあわせた感じにしたかったのがひとつ。です。お気づきになられましたでしょうか!

 

 手製本は、冬青としては珍しい試みですが、ななさんにご迷惑をおかけしてはならない、というプレッシャーでなんとかやり切りました。

 四冊合わせて読めたのは、バタバタしていて、実はつい先日なのですが、ななさんの作品と自分の作品に、なんとなく通じるものを感じて、以前より少し、ななさんのことを知れたような、でも、考えの根本的な差異について発見めいたものがあったりとか… 

 こういうのは作品を隣り合わせて座らせていただく醍醐味だなぁ、と思いました。勉強になります。

 

 そしてそして、何よりも、当日製本を手伝ってくださった、森村直也さん! ありがとうありがとうすみませんありがとう…!! 森村さんのおかげで無事頒布できたようなものです…。一般参加の方を巻き込んでしまってもうすみません…。今度あらためて御礼言わせてくださいまし…!

 

 朗読・リーディングセッション。いきなり最初で噛みましたね(笑)。いっそ緊張が飛びましたよ。

 ああー、ううーん、大失敗もなかったんですが、早口と、ちょっと練習通りにできなかった部分があったのが残念…、『デイジー・デイジー』が特に。

 「その星の…」くらいのテンションでキープしつつ、少し前後に揺らぎを持たせたいな、みたいに考えていたんですが。

 なかなかむずかしいですね。

 でも、皆さま集中して聴いてくださってて、適度な緊張感のある良い雰囲気の中、好きな作品を朗読することができて、わりと純粋に楽しかったです。大葉さま、穂崎さま、ななさま、私のような未熟者に、朗読許可くださって、本当にありがとうございました!

 

 あとは、ええっと… 今回のイベントで、「消滅可能性私達」手持ち分がすべてなくなりました。

 たくさんお手に取って頂き、読んでいただけて、嬉しいです。ありがとうございます!

 再版するか、似た感じの薄さの別の本をつくるかはまだ検討中ですが、この本に関しては、読んでくださった方に、あたたかい共感のお声を寄せて頂くのが、意外で意外で、思ったより私は変人ではないのかもしれない… と、体感温度がぽっとあがるような、そういう経験をさせていただいた、思い出の印象が強いです。

 

 今後とも、愉しんでいただけるよう、精進いたしますので、また、よろしくお願いいたします。 

 

 さあ、今週もイベントだ…っ!