パタンジャリ先生が教えるストレスマネージメント。

 

昨日書いたことの補足で、全体像把握です。

 

現代社会の中でストレスフリーで生きるなんて

難しいですが、

ストレスの強弱を目安に、

あまりにストレスが強いと赤信号!ということで

 

 

下記の4つがストレス過剰になった時のサインだと

先生は言います。

 

① 苦しみ・悩み(悶々とした状態が続く)

② あきらめ・落ち込み(やるせなさ)

③ 神経過敏(普段は気にしないような小さなことに過敏に反応してしまう)

④ 乱れた呼吸(これは気づきにくいですが、たいてい、みんな乱れています(-_-;))

 

『心の動揺に付随して起きるものには、苦悩、失意、体の震え、乱れた呼吸がある。』

                                      ヨーガ・スートラ1章31節

 

普通の人は多かれ少なかれ、こういった状態に陥りますよね。

 

私も例外なくそのうちの一人です。

 

 

ストレス赤信号状態を改善する7つの方法が述べられています。

 

『一つの技術を使うことが心の動揺とその不随物を防ぐ良い方法である。』

                                       ヨーガ・スートラ1章32節

 

詳細は改めて書くとして、

今は簡単に箇条書き。

 

① 人間関係の培い方

② 呼吸のコントロール

③ 精妙な五感への集中

④ 光のイメージ

⑤ 聖者に思いをはせる

⑥ 夢と眠りを思い出す

⑦ 心が高揚することを思い出す

 

色々な方法を提案するものの

 

どれも難しい~~~っと感じる方のために

 

最後がすごい!!

 

⑦ 心が高揚することをなんでもいいから思い出す!

 

つまり、

 

なんでもいいから、

ワクワクすること、

楽しいことをおもいだしてみて。

 

 

小学校のころ、翌日の遠足が楽しみ過ぎた感覚とか

幼稚園の頃の無邪気な淡い恋とか

中高生でワクワクした修学旅行とか

初めてのデート前でドキドキしたこととか

 

何か楽しいことを空想していいんだよ~というわけです。

 

 

その空想が、ストレス赤信号状態を改善するということです。

 

 

思えば、子供の頃って

『○○ごっこ』という遊び、

 

つまり、空想遊びをみんなでしませんでしたっけ??

 

 

私たちは、いつからか、

子供のように、無邪気に

空想する喜びを忘れているようです。

 

 

脳は、空想でさえも真面目に認識するので

生理的な反応を体に生じさせます。

 

 

ということは、脳と体は

空想によって、

疑似体験をするんです。

 

瞑想的に言えば

疑似体験は、潜在意識に蓄積されます。

 

だから、疑似体験でいいので

楽しい体験の記憶をしっかり定着させることに意義があるんです。