怒られ慣れてない若い世代との関わり方

新社会人の人たちは

怒られ慣れていないので

ほんの些細な注意でも

この世の終わりのような

顔をするという記事を見た

これは私も感じることがある

世の中が

パワハラ

モラハラ

セクハラ

などと　ハラスメントと

よばれるものが

無限に増えて

なにか相手に言葉をかけるにも

考えてしまって

言えないというのは

よくわかる

最近は管理職の研修で

どんなことがあっても

叱ってはいけないと言われるらしい（笑）

会社としては

訴えられたら大変なので

触らぬ神に祟りなしってことか

リスクマネジメントだね

親子でも

友達のような関係だと

笑ってる人達を見ると

それは本当にいいのか？

と思う

人に上下はない

確かにそうだけど

敬うというのは大事だ

先輩後輩

上司部下

教師生徒

年上年下

親子

これらを同等にするのは

違うと思うのだ

だから尊敬語とか

謙譲語とかが存在する

誰でも同じ並びなら

どこに行ってもタメ口で

通るはず

それでも

面接で「ですます」で話したり

印象良く見せるために

態度も気をつけていたのは

上司や年上に対しては

そうした方がいいと

分かっているからだろう

でももしかしたら

そういうことも

ただの方程式でしか無く

合格するための

Howtoだけで

やっているのかもしれない

GWが終わると

4月に入ったばかりの

新入社員がかなりの人数

辞めるのがここ何年も続いている

思ったような仕事じゃない

寒いところでの仕事が嫌だ

電話を取るのが嫌だ

驚くような内容だけど

本人たちは本気だ

入ったばかりの人が

ドラマの中のような

バリバリ営業任されるとか

プロジェクト任されるとか

企画案が通るなど

あるわけがないのに

自分の理想と現実の

距離を測れていないのだろう

こういう人たちは

会社での人間関係も

都合よく理想を作り上げる

だからミスをしたり

指摘されるとへこむ

私からしたら

自分から望んだ場所でも

分からないことだらけだし

間違って当たり前だとおもうのだ

だから先輩について

教えてもらうし

マニュアルだけでは

伝えられない細々しいことを

経験で覚えていくのだけど

彼らは教科書や参考書をみて

社会に出てきたから

同じようにマニュアルがすべて

会社案内と

マニュアルさえあれば

仕事はできると思っているのかも

しれない

今は

学校でも先生に対して

友達のように話をする

横柄な態度を取る

私達の時代とは

大きく違う

ちょっとでも大きな声で

叱ろうものなら

親からクレームが来たり

すっとばして

教育委員会に訴えられる

SNSで動画を撮られ

拡散される

すべての行動が

人の目を気にしなければ

ならなくなる

気持ち悪い世の中だ

私自身

今は指導や指示をしなければ

ならない立場にいる

分かりやすい

役職名があるわけじゃないので

スタッフにしたら

『世話を焼いてくれるおばさん』

としか思っていないだろうが（笑）

それでも

仕事の窓口であり

合理的配慮を考え

指示をしていかねばならない

しかも

通常より若干メンタルが弱い

体調に即反映される

そんな人達相手に

仕事を進めてもらうよう

指示を出していく役目

そりゃあもう言葉を選ぶ

タイミングを図る

相手によって変える

脳みそは常に沸騰している

私は叱るときに

なぜ叱られたのか

なぜ言わざるを得なかったか

そこをしっかり

分かるように伝えることが

大事だと思っている

これは息子に対しても

同じようにしてきた

大声で怒鳴る

ひっぱたく

ということはしてこなかった

小さい頃は

理由を聞いて

よくなかったことを伝えた

こうすればよかった

ということも伝える

初めての場合は

知らなかったのだから

しかたないこと

次から気をつけることを

伝えて終わる

ただ同じことをしたときや

しなかったことは

知っていてのことなので

どうしてなのかを

少し強く聞く

スタッフにも同じ

知らなければ

間違えても仕方ない

思い込んでても仕方ない

そして言葉だけだと

また勝手な解釈を

してしまうので

文章として起こし

ロールプレイをして

第三者として考えてもらう

どこが良くないか

どうしたら良かったか

自分に対しての注意も

第三者として考えると

わりとすんなり受け入れられる

人の気持ちを想像できないのが

発達障害の人には多い

自分の気持が優先で

相手の気持は二の次より

考えられない

考えることもしない

分かって欲しいというより

分かるようなシチュエーションを

つくるといい

ＡＳＤなら損得や

システマチックに

話をしたほうが伝わる

ADHDは

いかに自分がいい形で

目立てるようになるかを

伝えたらいい

叱らなくても

相手に大事なことが

伝わることが大事なのだ

それでも

緊急なこと

命に関わることでは

大きな声を出して

しまうこともあるかもしれない

できるだけ避けたいけど

やむを得ないこともある

あとからでいいから

なぜ大きな声を出してしまったか

それほど強く伝えたかったことを

落ち着いて説明することが大事

そして叱られた側も

大きな声で言われて

怖かったことと

叱ってきた人が怖いと

感じたことは違うと

きちんと仕分けすることが大事だ

どんなに優しい人でも

大きな声で叱るときはある

きつい言い方で

戒めることだってある

声の大きさや強さ

体を大きく動かしたり

背が高い

強面だというだけで

怖いと決めるのはそれこそ

思い込み

自分が注意されたことを

棚に上げて

相手が怖いということに

すり替えて

自分の失敗を薄く見せようと

してるようにしか見えない

注意された時

叱られた時

説明を丁寧にしてくれない

相手なら

食い下がって聞けばいい

二度と言われないように

何をどうしたら良かったか

聞く勇気を持ってほしい

私も若い頃

注意を受けたことが何度もある

できていないくせに

カチンときたこともある

若いなー（笑）

それでも言い返しはしない

そんな言い方しなくても

と思ったこともあるけど

そんな言い方をされないように

二度とミスするもんかと思った

まだまだ女性は

男性の補佐的な仕事を

するというのが根強かった時代

腹の中で

「まだそんなこと思ってる

時代遅れのアホ」

と思いつつ

笑顔で完璧なサポートを目指した

そのうえで

自分がやってみたい仕事を

他の人に相談して

コツコツやれるようにした

最終的に

サポート業務より

そちらの仕事が多くなった

そう

人のせいにするなら

こいつがこんなこと言ったせいで

より頑張れたってことに

したほうがいい

誰だって叱られたくない

でも人の目ばかり気にして

何もしないのもまた

指摘されてしまう

叱られた時どうするか

それが大事

そのときその人の

思っても見ない力が

でるかもしれないからね

叱る方も

捉え方はいろいろだから

勘違いをされることも

あって気を使うけど

自分都合で叱ったのでなければ

（それが分かる人なら）

毅然とした態度で

叱るべきだと思っている

怒ると叱るは違う

怒るは感情に任せてだけど

叱るは理性的だと

よく議論になるけれど

私にはそれは

言葉の使い方で

言い訳してるように感じる

言いたいことは分かる

だけど

感情的に怒った時でも

伝えたいことはあるわけで

そのあとに

理性的に説明すれば

いいんじゃないかと思うのだ

そもそも

相手に腹を立てるほど

間違ったことを指摘するって

よほどじゃないかとおもうのだ

何度注意しても

同じことを繰り返すとか

無視する　勝手なことをして

周りに迷惑をかけ続けていれば

そりゃあ声も荒くなるだろう

理想は最初から最後まで

落ち着いた声で

わかりやすく

端的に伝えることだけど

いや難しい（笑）

叱るのも褒めるのも

相手を観察して

タイミングとか

言い方を考えることが大事

そして叱られる方も

叱ってくれる人を

観察して

応え方を探っていくのだ

コミュニケーションは

一方だけでは成り立たない

仕事は一人でやってるわけじゃない

家庭もお母さん一人が

奮闘すればいいんじゃない

会社も家庭もチーム

学校でも同じ

みんなでいい方向に向けていく

自分の立場や

自分の心地よさだけを

求めなければ

叱っても叱られても

ダメージなんかないから

それぞれが

レベルアップするときだと

思ったらいいんじゃないかな

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