Kenzoトレーニングをbrut, Sympaticで行いました。

前回は6月でした。今回は2回目です。
まあ、相変わらず受講するスタッフは、気合いが入ってるのか?緊張してるのか?何だか落ち着かない様子でした。。。緊張感がある事は良い事ですが、、、

brut、Sympaticともにトレーニングをいつも行っていますが、僕とKenzoでは見る所もトレーニング手法も当然違います。僕としても、個々のスタッフが何をしてくるのか?それに対してKenzoが何をするのか?勉強になるので楽しみです。。。

何だかちょっと離れてる感じです。。。このトレーニングに対しても先入観なくスタッフにやって欲しいですしね。。。

さて、モデルが来た順にスタートです。まずはカウンセリング、、、僕も厳しい方ですが、まあ、Kenzoも、、、です。とにかく、モデルに対して何をやりたいのか?何を表現したいのか??的確に行かないとです。こんな感じあんな感じなど曖昧なのはダメ。。。当たり前です。。。

今回、僕が感じた事の1つ、、、「プロとして言った事、やる事に責任を持つ」

ホントに当たり前の事ですよね。でもこの当たり前を伝える事の重要性を再認識しました。
責任を持つという事は必ず強さに繋がって行きます。

それぞれのスタッフが、自分の目的のスタイルに向かって切って行きました、、、
その中で、Kenzoは個別に課題をぶつけて行きます。
通常、他のサロンで行われてるトレーニングは、営業のための技術、テクニックを教える=教わるが、ほとんです、、、(トレーニングすらほとんどしないサロンもありますが、、、、)それに対し、Kenzoをはじめ僕等のトレーニングは、ちょっと違います。
もちろん、技術力アップを目指す事は言うまでもありませんが、個人個人のキャパシティを広げるためにトレーニングでしか出来無い事をする事が基本です。

これは、デザイン性、基本的なベーシック、スタイリング、様々な部分で行いますが、、、それ以上にエスプリ教育を大事にしています。

「何の為にトレーニングをするのか?」
「誰の為にトレーニングをするのか?」

ただ、カットモデルを切るなら、ほんのごく僅かな経験の蓄積になるかもしれませんが、、、、
意味ないですから。。。
教える側、教わる側、お互いに責任を持ちトレーニングを行う。。。これが1番大事なんです。。。
僕もこの事の意味、、、良く分かっていますが、、、
今回、Kenzoが行ったトレーニング。。。本当に有り難いと感じています。
人に何かを伝える、、、それは時として自分自身にとって嫌な役をやらなくてはならない事でもあると思います。トレーニングの受講料を貰ってるとしても、嫌な役をやらなくてはならないのか???
普通は、そこまでやる必要は無いでしょうし、またやれない事だと思います。

今回も技術以外にも、スタッフにそれぞれ課題と疑問とメッセージを与えてくれました。。。
エスプリ?、美容師としての本来あるべき姿勢?、価値観?受け取り方は、個々それぞれだと思います。。。それを、これからにどう繋げて行くか???新たなスタート地点と捉えられるのか、それとも、ただの打ち上げ花火?なのか、、、
僕も教育を担当する身として同じですが、Kenzoもきっかけを与える事のためにトレーニングをしています。そのトレーニングでのスタイルだとか、ただ個の満足を求め合う事を目的としてません。
そう全ては、「何のために、、、」なんです。

brut、Sympaticともに多くの勉強が出来んでは?と思います。
これを、どう表現していくか?来年の課題のひとつにしたいと思います。。。

しかし、、、僕個人として、、、教育のやり方など参考になる事がいっぱいありました、、、
そして、また色々盗めました。きっと誰よりも、、、