このブログを書いていて、前々から思っていたのですが、、、

自分の事、agence21の事、、、そろそろ書かないと、、、

Mを離れてもうすぐ3ヶ月です、、、M時代は、何だかんだ言ってMだからで、色んな事が済まされて来ましたし、活動もMとしての活動が殆どでした。。。今はFreeという立場も持っていますので、自分の思うように活動をしています。agence21 parisのスタッフとしての復帰、活動がその主たるものになります。
となると、少しくらいは、振り返らないとダメかな、、、と思うんです。

ゆっくり書いて行きたいと思います。。。(途中違う記事もupしたりもします、、、)

僕自身、良く人に「根っからの美容師でないです、、、」なんて話することがあります。
美容師のみなさんは小さい頃から夢見ていた、、、とか、髪をいじるのが好きでした、、、とか、あこがれの職業でした、、、とかそれぞれ想いを抱いて美容師になってるのだと僕は思っています。

僕の場合は、大学に行きながら、親から勧められて美容学校の通信を始めました。当然夏にはスクーリングがあるのですが、20歳を過ぎていた僕にとって、あの閉鎖的で、監獄にいるような雰囲気の美容学校に行き、現実と全く離れた実習をすることが、本当に苦痛でした。。。

そんなですから、当然、「美容師にはならない」と思い、大学卒業後は某外資系有名美容メーカーに就職しました。まぁ、結局美容と関係のある職を選んでしまっているんですが、、、

就職後は、1年半ほど関西にて営業の仕事をしていました。
この時位からかな、、、違和感を感じ出したのは、、、何も知らない若造だったというのもありますが、営業は、「その商品が良ければ、売れる。。。良くなければ売れない。。。」と感じましたし、企業と企業の付き合いという事も、結果に反映していると感じました。。。
「じゃぁ、自分の力って、どのくらい???」と思っていました。。。

どこかで、「自分だから、、、」という事をやりたかったのだと思います。。。
その後、会社に要望を出し、東京にもどり、同じ営業でも少し違う個人で活動出来る部署に就きましたが、大企業においての個人活動なんて、、会社にとってどうでも良かったのだと思います。。。

どこかに疑問を持って過ごしている時、、、「パリのマニアティスのKenzoが日本でビデオ撮るから見に来ないか?」と誘われました。。。たまたま、その時の上司も外出か休みだったので、行ってみようと思い見学に行きました。
業界紙が出していた、Beauty video magagineというモノでした、、、モデルを使って、カットをしていくテクニック的なビデオ内容でした。(実はエフィラージュの動画は、ちゃんと世の中に発信されていたんです、、、)
朝から晩までの撮影でしたが、Kenzoのカットを見て、当時カットを全く知らない僕でしたが、実感は無かったですが、衝撃を受けていました。。。
さすがに、1日一緒でしたから、何かしら話しはしていたと思います。

そんな中、、、

Kenzo:「今、何してるの?」

僕 : 「美容メーカーで働いています、、、、、」

Kenzo:「楽しい?」

僕 : 「。。。。。。。」

Kenzo:「じゃ、パリ来れば?カット教えてあげるよ、、、」

僕 :「。。。。。。。」

というやりとりがありました。。。(後々知りましたが、この頃、Kenzoは色んな人に言っていたそうです、、、)

僕は、この3日後、パリに行く事を決めました。
エフィラージュなら「自分だから出来る、、、何か」があると思って、、、



つづく、、、