
今回はエフィラージュカットについて説明をしたいと思います。
エフィラージュはマニアティスが考案したカット技法で、語源としては『筆先のように細くする、削ぐ』という意味を持っています。
まず、みなさんにとってエフィラージュを解り易く説明すると、ドライカットです。
最近ではドライカットもかなり普及していて珍しい技法ではなくなりましたが、その全てのドライカットのルーツはマニアティスのエフィラージュになります。
ドライカットは文字通り髪が乾いた状態でカットしていきます。これはお客様と美容師の永遠のテーマとも言える再現性に大きく貢献します。日本という国においても、西洋程ではありませんが多くの髪質があります。髪が濡れた状態で切った髪は乾いた時に人それぞれの変化をしてしまいます。
つまり、濡れた状態でカットをし、その後プロである美容師がスタイリングを行う、家に帰って自分でシャンプーをしスタイリングをする、、、当然違いが出てしまいます。これが再現性の1番の問題なのです。その点ドライカットは乾いた状態でカットの仕上がりが確認出来ますので、皆さんにとっての再現性はグッと上がって来ます。ただ、あくまでナチュラルに乾かした髪でカットすることがキーワードになってきます。
マニアティス表参道サロンでは、ナチュラルに乾かした状態でカットをし、仕上げ前にその出来上がりを確認して頂いています。
ですので、みなさんがご自宅でスタイリングされる際、カットが終わった状態までは再現出来るようになります。
つづく、、、