1. 今日も午後お見舞いに行く。母は元気が無く、声にもいまいち覇気が感じられなかった。土日は勤務中の看護師も少なく訪問者も少ないが、主治医は毎日来て状況を説明してくれる。今日はあまり良いことを言われなかったため、憂鬱な気分になっていたようだ。ここ数日病室で寝たきり状態なので、雨模様だし気も滅入るのだろう。帰り際に無理やり車いすにのせてすぐそばの談話室まで一緒に行く。談話室の方が明るく、気分も晴れたと言っていた。息子として良い仕事をしたと思った。心なしか声も普通に戻っていた。

しかし、わずか10分程度ベッドから離れ、すぐ近くの談話室に行くだけなのに大仕事である。わざわざ看護師を呼び、車いすを借りて、酸素吸入をボンベに切り替えなくてはならないからである。病室に戻っても看護師に酸素の付け替えをしてもらわないとならない。母は大して歩けないが、一応自分の足で体重を支えられるので、車いすに移るのはなんとか自力でできた。

2.  病院からの帰宅時、大雨だった。父が「ちょっとゆっくり運転するぞ」と言ったのを聞いて、警察のスローガンを思い出した。戸田と富海の間の国道に峠越え区間があるのだが、そこに立て看板があって、見事な五七五を見ることができる。なんと書いてあるかと言うと「おみやげは 無事故でいいの おとうさん」である。私は父にはなれなかったが、忘れらない五七五である。

 

本日の塾長の奮闘飯:鯖のみりん干し、キャベツと牛肉とホタテとアスパラとブロッコリーの炒め物(少ないコープのミールキットを二つ組み合わせても足りないので、私がキャベツ、牛肉、ブロッコリーを加えた。)

コープのミールキット単独では量が少なくて、ほとんど私が作っているようなものだ。明日からはヨシケイの食材になるので、私の負担も軽減されるとよいのだが。