1. 昨晩も眠る前に座禅をする。座禅といっても、私の場合は足を中途半端に組み、背筋をピンと伸ばし、目をつぶり、呼吸を深くして自己暗示をかける。うまくいきますように、とか年収200万円は超えますように・・とか言いながらとにかく努力して前向きなことを考える。病気は病院でしか治せないが、心を落ち着かせるための努力は自分でいろいろできる。

2. 9時ごろ日立の人が洗濯機を見に来る。最初の連絡が8時過ぎと、やたら早くて驚く。昨日来た人と違って、ぱっと見てベテラン作業者という感じがする。風貌、服装、持ち物、表情、開口一番言うこと、靴、話し方・・いろいろなところから「職業」がにじみ出るものである。ぱっと見た感じ「今日の人は大丈夫そうだ」と思った。手際よく後ろのカバーを開け、水漏れてしている箇所を探し始める。

日立の人:「漏れている水は洗剤が混じってますか?」
私「いや、きれいな水です。」

やっぱり給水側だろうね・・・みたいな感じで、内部をペンライトで探すと、「あった。」。今日の人はものの5分程度で原因を突き止めてしまった。私も見せてもらったが、給水系統の小さなホースがぱっくりと断裂していた。これで洗濯機の新品の購入は見送ることになった。良かった。部品を取り寄せて月曜日にまた工事に来てくれることになった。出張費用は一回分で良いとのことである。購入後10年だと普通に部品はあるとのことで安心した。「他はきれいだし、10年で捨てるのはもったいないですよ」などと言われる。びちゃびちゃになっていた床まで拭いてくれた。ありがたい。

現在洗濯機は床に直置きなので、別途置くだけの「洗濯機用防水パン」を購入し、将来の床への水漏れを防ぐことにする。フェイルセーフ(事故が起きても安全なまま)は、多分設備の基本である。

 

3. 日常用語では「適当」は、「あまり熱心にならずに」「100パーセントの力を出さずに」「手を抜いていい加減に」くらいの意味合いで用いられる。しかし、数学科の人にとって「適当」という単語は数学用語であり、「丁度良く」「都合よく」設定するときに用いる。意味的には「適切」という単語の方が近い。この漢字通りの意味合いで「適当」という単語を使っているのは、おそらく数学科の人たちだけだろう。数学科は用語の使い方が他の領域と異なり過ぎて、かなり浮いた学問領域だと思う。

修士に入ると、数学科でも英語の本でゼミをするように強制される。そうすると、覚える英単語は全て「数学用語」に限られる。数学用語をいくら覚えても一般的な意味を全く知らないので、例えば英検を受験したりして普通の英文を読むと全然読めなくて苦労する。この単語は数学ではこういう意味なんだけど・・・これじゃあ意味が通じないよなぁ・・みたい感じになる。英語の勉強がしたければ、数学から離れて英語を勉強するのが早道である。

我が家の晩御飯:ポークカレー、マカロニサラダ