1. 私が見る夢は大体鉄道か学校が舞台である。今日見た夢は、「下りのサンライズ瀬戸」のような列車に父と乗っている夢だった。車両は昔のB寝台のような感じ。瀬戸なので、岡山から宇野線に入る。目的地は高松のようだ。岡山出発後、荷物はそのままで父だけがいない。どうやら誤って岡山で降りてしまったようで、車掌に岡山駅の電話番号を聞いたりしていた。私は大慌てで荷物をまとめて、途中駅で降りて岡山駅まで折り返そうとする。不思議なことに、この寝台特急は宇野線内各駅停車で小さな駅にもきちんと停車していく。岡山駅から2駅目くらいで降りようとしたときに目が覚めた。

私が現実にサンライズ号に乗ったことがあるのは高校3年生(1998年)のときだけである。デビュー直後であった。のびのび座席しか空いておらず快適ではなかった。東京から山口の最速は岡山からの新幹線乗り継ぎのサンライズ号なのである。

2. ebookjapanで日本沈没のコミック版を読む。まだ最初の方だが、迫力がすごい。原作は言わずと知れた小松左京である。日本沈没を一度も読んだことが無いが、小松左京ってすごいなと思った。ちょっと原作を読んでみたくなった。昭和の古臭いSFを今初めて読んだら、私は何を思うのだろうか。田所というマッドサイエンティストが出てくるのだが、彼が「科学者にとって一番大事なのはカンとイマジネーションだ」と言っていた。なんかそれっぽくて、ちょっと笑ってしまう。こういう人現実にいそうだよね。

本物のサイエンティストの某先端大の物理の先生たちは「物理は10年くらいやらないとだめだねぇ」「大事なのは慣れです」「やってると分からなくても分かるようになる」、などと身も蓋も無いことを言っていた。私には縁の無い世界だと思った。