1. 今日は機械問4の解説を収録した。積分の計算をするだけかとおもいきや、加法定理を使う。ただ、加法定理なんて数学科出てなくても大学入試でやってるからみんな分かるよねという話で、忘れている人はその都度ググって思い出すしかない。

2. アルキメデスの大戦では、有効数字取りすぎだった。手計算なので普通2桁か3桁くらいが順当だろう。だからそんなに精度よくぴたりと当たるはずがない。しかも分母のルートは電卓も無くどうやって開平したというのだろうか。ジブリ版の風立ちぬの本物の天才設計屋は「計算尺」というのを使っていたが、そんなのすら使わないでどうやったのか。リアリティがなさすぎた・・。そもそも、高校の数学と数学科の数学の区別がついていないのではないか。高校の数学は数学科出じゃなくても一通りみんなやっているのだが。原作者の頭の中では「計算が得意な人=大学の数学科で学んだ人」という感じなんだろうが、そんなはずがない。電気の人も機械の人も各自必要な式変形や数値計算をしこたまする。リアリティが全く感じられず、ファンタジー空想小説としては楽しめなかった。ジブリアニメの方が何倍も出来が良い。

3. すごくさむぅい。こんな時期に計量士試験を受験せねばならない人に同情する。また、計量士試験は試験会場が少なく、新幹線もない地域にお住まいな方は大変だろう。山口は新幹線があるのでコーヒーを飲む時間程度で福岡広島に行ける。というか、乗車時間が短すぎて広島や福岡くらいだとコーヒーすら飲むのを躊躇する。私は72回試験で一般計量士を午後免除で受けたのだが、帰りは博多駅からお弁当を買って在来線特急にのり一旦小倉に出た。大分行きソニックの方がちょっぴり乗車時間が長くて、大して混雑もしておらずゆっくり過ごせるからである。