1. 高校生の頃、テレビに流れるジャパネットタカタのおじさんの素っ頓狂なアクセントが面白かった。これは長崎弁だそうだが、あきらかに埼玉県民からみたらへんてこなアクセントだった。内容自体は凄くわかりやすかった。ただ、何かの番組でこの社長が話していたが、本人に訛っている自覚は無いらしい。確かに長崎弁特有の単語は無かったし、方言は使用していないのだろう。でもアクセントがどう考えてもおかしかった。標準語のそれとはかけ離れていた。灯台下暗しというか、自分が自分を冷静に分析するのは難しい。

2. 去年の一般計量士試験は難しかったそうで、ボーダーがすごく低かった。この低いボーダーに救われた方は何人もいると思う。前回の試験直後、問題を送っていただいた方に「問題を解いて感想と難易度をを教えてくれ」と言われた。ただ、私は普通にサラリサラリと解けたので、そこまで難しいとは思えなかった。

だから、私に今回の74回試験の難易度はどうかと問うても無駄である。私には難易度の判定はどうやらできない。私は大半の受験生とは感覚がずれているような気がする。

3. サトエをやめる直前の学年末の頃、同期入社の技術と化学の先生に飲みに誘われた。私は辞めたい辞めたいと思っていて、丁度サカエキタに転勤と言われ退職の覚悟が決まったころである。それを察した友人2人が研修会とか言って、飲みに誘ってくれたわけである。どんな境遇でも友達というか心を通じ合う人は意外にいるものである。

面倒くさいなぁと思いつつしぶしぶ待ち合わせの新宿に向かった。そんなに高級品でもないが、ネクタイピンをプレゼントにもらった。「高橋先生いつもピンしてないからさ。」と化学の先生。技術の先生があまり酒に強くないのかベロンベロンになってしまい、突然私の胸倉をつかみ「高橋やめるんじゃねーぞ」と怒鳴った。こんなドラマや小説みたいなことを現実にいう人がいたんだなぁ。

このお二人はお元気だろうか。地元に帰郷し先生稼業を続けておられるのかなぁ。私の退職後は全然付き合いはない。化学の先生は、何度かハスダの家に泊まりに来てくれた。私が退職しようが何をしようが友としてふるまってくれたような気がする。単に私の家がサカエヒガシに近かっただけかもしれないが。naistに入学したくらいに、サトエを退職したというメールをもらったことがあったっけ。

4. 計量士試験の四国の会場はなぜか「高松会場」と呼称している。なんでなんだろうか。昔は高松市内で行われていたのかもしれないが、経緯は謎である。というのも、私が受験した71回は宇多津町、最近は善通寺市で行われたからである。私の知る限り高松市内で行われたことは無い。岡山や山陰に会場がないので、本州との連絡がしやすいところに会場を設けるのは一理あるが、だとすれば名称を「香川会場」にしてもらいたい。