1. 今年の春は国民年金の支払いがある。国民年金を支払うと私の貯蓄は減小する。これを払うために生きているようなもので、しかも資金が増えるわけでもない。今を犠牲にして、何歳まで生きるか分からない老後のために積み立てるのは順序が逆な気がする。しかし「正社員」という毎日出勤する制度が嫌なのだから仕方がない。自業自得である。

2. デスクに置く時計が2021年の春にぶっ壊れてから買い直していない。時刻なんてスマホがあれば十分わかるし、いろいろと買わない習慣が身についてしまったからだ。置き時計なんて無くても困らないし、購買意欲がいまいち湧かない。

佐賀県が新幹線を望まない感じはこんな感じに似ているかもしれない。整備新幹線は制度上地元負担が生じるから、ノラリクラリと身をかわすのが佐賀県にとっては最良の策と思う。佐賀空港経由案とか久留米分岐や旧佐賀線のような大川経由とかアホな案を検討しているようだが、さすがに誰も本気にしていないだろうし、単なる時間稼ぎと思えば納得である。もう整備新幹線の枠組みを使わず、JR西日本全額出資で博多南分岐でつくるくらいしか方法がない。これなら途中駅もいらないし、佐賀までJR西なら運営会社が異なるのでJR九州の特急網は維持されるだろう。並行在来線にもならないし、佐賀県は関わらなくて済む。いろいろ無理筋なのは分かっている。JR西もこれ以上JR九州のシマを荒らす真似はしないはずだし、「貧乏くじ」は誰も引きたくない。長崎市以外大した大都市も無く、佐賀県内と長崎間の流動も大してないからだ。

それに佐賀駅には隣接した用地がない。高架化の際ちょっとだけ場所を北側に移転しているのだが、その際新幹線のことなど全く考慮せずに駅を作ったからである。もし佐賀駅に新幹線を通すのなら全面建て替えする他ないのではないか。それに、新鳥栖駅と佐賀駅が近すぎる。佐賀県庁は佐賀駅に新幹線を通したくないのではなく、既に新幹線駅は佐賀に「ある」と思っているのではないか。武雄温泉対面乗り換えは少なくともあと20年は続くと思う。敦賀駅乗り換えはどのくらい続くのだろうか。やはりフリーゲージトレインを今こそ再びと思う。多分客車ならできる。ただ、機関車けん引の列車だと新幹線の定義に当てはまらないかもしれない。

3. 今日は天気が良いので久しぶりに駅前のイオンをぶらつく。駄菓子屋のようなお子様向けの何でも屋のような店にふっと視線をやると、安っぽいはかりが置いてあった。周囲には透明な箱がたくさんあり、その中に様々な種類の小さな菓子が単品で入っていて、〇g△円と書いてあった。こういう量り売りのはかりには・・・あれ?普通、肉とか魚売り場のはかりなどには目立つところに、さも自慢するかのように「山口県計量協会」とシールが貼ってある。そして検査の有効期限が必ず書いてある。2年ごとに定期検査をせねばならないからである。だれもこんなところに目くじらは立てないのだろうが、もしもはかりが狂っていたら消費者の利益が保護されないよ・・などと思う。たまの外出も楽しいものである。