今日はビリーフチェンジセラピーとは何かについてお話しますね
診断(原因特定)+治療⇒治る
心の悩みを治すときも
身体の病気を治すときと同じ
原因をきちんと特定してから
それを治療することが必要です
たとえば頭痛になったとき、その原因は
①脳の病気
②肩こりや眼精疲労
③ストレス
いろいろ可能性がありますよね
原因が脳の病気なのに
目薬をもらっても
もちろん頭痛は治りません
心の悩みも
その悩みの原因を特定することが
とっても重要なんです
悩みの原因
=リミッティング・ビリーフ
私たちは皆
何かしらのビリーフ(信念・思い込み)
を持っています
たとえば
「ウソはついていけない」
「女は優しくなければいけない」
「男は強くなければいけない」
これは
多くの人が持っているビリーフですね
その中でも…
リミッティング・ビリーフ
という人生を制限するネガティブな思い込み
これが
悩みの原因の99%だと
ビリーフチェンジセラピーでは考えます
このリミッティング・ビリーフは
おもに幼いころ主に両親との
かかわりの中で身につけます
そしてこのリミッティング・ビリーフは
無意識(潜在意識)の中に入っているので
自分一人では
なかなか気づくことができません
逆に
自分のリミッティング・ビリーフを
きちんと特定し
それを取り除くことができれば
悩みの大きさ・複雑さにかかわらず
あなたの悩みを解決する(治す)ことが
できるのです
ビリーフチェンジセラピー
基本の6ステップ
①悩みと解決後のゴールを明確化
あなたの今解決したい悩みを
丁寧に確認します
そして
その悩みが解決した後に
どうなっていたいのか
ゴールも明確化します
②悩みを感じている最近の場面に身を置く
あなたが最近
その悩みを感じたのはいつですか?
その時
どんなことを考え
どんなことを感じて
その結果どんな行動をしていますか?
その場面に身を置いたつもりになって
その時の心や身体状況を感じます
③悩みを最初に感じた場面を思い出し身を置く
その感覚を感じた
できるだけ幼いころの場面を思い出します
幼い自分にもどったつもりで
その時
どんなことを考え
どんなことを感じて
どんな行動をしているか
を思い出して感じます
あなたが
リミッティング・ビリーフを
心の中に取り込まざるをえなかった
場面を再体験します
④その時の感情をしっかり感じ、解放する
いろいろな感情がわきあがってきます
「お母さんが妹ばかり可愛がって悲しい」
「お父さんがお兄ちゃんばかり褒めて
自分を認めてくれなくて腹が立つ」
「いつもは優しいお母さんが
怒り出すと別人のようになって怖い」
などなど…
実際に
お父さんやお母さんが目の前にいると思って
その感情を感じきります
⑤リミッティング・ビリーフの書き換え
(ビリーフチェンジ)
半分子供、半分大人の状態で
新しいビリーフを言葉に出して宣言します
⑥幼い自分を受け入れ・癒す
リミッティング・ビリーフを取り込んだころの
幼い自分が目の前にいると想像します
その子の理想の親になったつもりで声をかけ
そして抱きしめます
「もう我慢しなくていいよ」
「甘えたいときに甘えていいよ」
「ありのままのあなたを愛しているよ」
いかがでしょう?
ご自分でやってみる場合は
⑥を何度も繰り返すと
効果が出やすいと思います
「なかなか、うまくいかないなぁ」
「早くラクになりたいなぁ」
そんな時はお力になれると思いますので
ご連絡ください
写真は慶應大学三田キャンパス
ちょっと
海外旅行気分が味わえます😊