栃木県栃木市の大神神社(おおみわじんじゃ)に行ってきました。
奈良にも同じ名前の神社があります。
栃木市に社殿を構える下野国では最も古い神社で、大神神社(奈良県桜井市)からの分霊だと伝えられています。
松尾芭蕉の『奥の細道』に登場する境内の室の八嶋(むろのやしま)が知られています。
主祭神
倭大物主櫛𤭖玉命(やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)
配祀神
木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)
瓊々杵命 (ににぎのみこと)木花咲耶姫命の夫神
大山祇命 (おおやまつみのみこと)木花咲耶姫命の父
彦火々出見命 (ひこほほでみのみこと)木花咲耶姫命の子
参道
御神木
1689年(元禄2年)に松尾芭蕉が訪れたといわれている境内の室の八嶋。
芭蕉は「いと遊に 結ひつきたる けふりかな」の句を残しています。
室の八島には、浅間神社、二荒山神社、筑波山神社、雷電神社、香取神社、鹿島神社、熊野神社、天満宮などが祀られています。
池には鯉が泳いでいます。
夕方だったので、参拝に来ている方が少なかったのかも知れませんが、心を落ち着けるには良い場所かと思います。