茨城県桜川市真壁町の『椎尾山薬王院』(しいおさんやくおういん)に行ってきました。
筑波山の北西の尾根の末端辺りにある椎尾山の中腹に寺院があります。
車では道幅の狭い峠道を対向車にヒヤヒヤしながら運転して行くか、登山道からのんびり行くことも出来ます。
楼門(仁王門)
楼門(仁王門)を通り過ぎると、凄い勾配のキツイ石段があります。
勾配のキツイ石段を登り切ると、急に空気が変わります。
別な世界に来たような感じを受けました。
本堂(瑠璃殿)
三重塔
御朱印帳に、直接、御朱印を書いていただきました。
こちらの寺院では、ご住職が御朱印帳に御朱印を書いたら、仏様の前で拝んでから御朱印帳をお返しする形になっています。
今から拝みますので、お願い事があれば、手を合わせてお願いしてくださいと言ってくれました。
御朱印帳を受け取るときに、御朱印のお話をしてくれて、拝んであるのでお札(おふだ)と同じで、悩みがあるとき、ストレスを感じるとき、辛いときに御朱印帳を開いて見てくださいとのこと。
凄いご利益のある御朱印帳になってしまいました。
帰るときも、「道中、お気を付けて!」と、凄く丁寧な対応で気持ちよくお参りが出来ました。
また、機会があったらお参りに行こうと思います。
道中、偶然、見た景色です。
新緑の筑波山が田んぼの水面に写って、逆さ筑波になっていて綺麗でした。
椎尾山薬王院は延暦元(782)年最仙上人の開基による天台宗の寺院です。
楼門、薬師堂、三重塔などの伽藍(がらん)が樹林の中に配置されていて、ご本尊の薬師瑠璃光如来像は鎌倉時代の作だそうです。
境内には樹齢500年といわれるスダジイ(椎の木)の巨木群生地にもなっています。