10/23 発声レッスン | 七氷という名の珍獣

七氷という名の珍獣

声楽・ピアノ・食、パワースポット巡りなどのブログです。

さて、2度目の伴奏合わせです。

まずは「O del mio amato ben」から。

歌い出した感じが「声が出てないなぁ。。」という感じでした。
案の定、4小節歌ったところで先生から

先生:ちょっと待って、ちょっと体操しよう。
 私:はい(笑)

やはり止められました。

先生:えーっと(笑)
   今ナンか、ここから(胸)上にすごく・・・
   また書くんだよ、ブログに(笑)
   「4小節歌ったら即止められた。体操しようって言われた。
    ボクはなかなか上手くいっていると思ったのに・・・」
   とか書くんでしょ(笑)
 私:ネタをありがとうございます。
先生:そうそう(笑)

はい、書かせていただきました~♪

その時の私の歌ってる状態が

・身体の上と下がつながっていない
・足がつっぱっていて、上で歌おうとしている

あまり感情を入れ過ぎたり、ノドに入らないようにとか、余計なことを
あれこれ考えると逆に悪い結果を生んでいたので、そういったことを
全く考えずに自然に歌うようにしていました。
その結果、ノドには入らなくなりましたが、どこか発声が頼りない。。。。

そこでいろいろと体操を。


・足を肩幅より少し広く開いてスクワット
・もっと開いてスクワット
・両足の小指側(外側)のほうに体重をかけてスクワット
 (アーチができるように)
・内側にかけて2番目の指を探してスクワット
・ヘソと恥骨の間が短くなるように(出っ尻にならないように)腰掛ける動作
・肋骨に手を当てて肘まる体操
 肋骨の動きを確認

そして再度歌う。
ん~~、改めて聴いてみると、ナンかヘン。。。

そして2コーラス目の途中でストップ。
今度は坐骨歩きをしながら歌う。
壁まで来たら今度は後ろへ坐骨歩き。

先生:今、後ろに行くのいいね、何だか・・・
   自分でどうなん??
 私:な、なんにも感じてなかったです。
先生:今、やっててどうなの?明らかに立ってやってる時より座ってやってる時
のほうが
   いいんだけど・・・
   本番もこうやりますかって、そういうわけにもいかないので(笑)
 私:それはそれでいいんじゃないかと
先生:結構ウケる(笑)
 私:レッスンでやってることということで・・・
先生:何(笑)
 私:一人くらいそういうのがいても。
先生:ダメもう、これ以上ウケたらマズいから(笑)

後ろへ行く時のほうが発声がいいというのは多分
前方向に進む時は足に変な力が入ってしまっていて、
後ろ方向だと、どういうわけか力が抜けているからだと思われます。
先生からも前方向の坐骨歩きの時に、かなり足に力が入っていると指摘されました。

椅子の上に片足を乗せて、前後して足首の動きの確認。
そして歩く。

先生:あんま変わんない??
 私:あんまり変わんない気が・・・・
先生:どこが・・あの~、足(笑)
   ナンかヘンなんだけど(笑)
   足が(笑)、足から出るよね(笑)こう一緒に(胸や頭が)行かないで。
   だから泥棒みたいに見えるんだけど(笑)
   こうやって行くから(笑)

   伴奏のFさんに「ねぇ」と。
   Fさんも笑ってます。

   Fさんが笑うってことは相当おかしいってことだよ(笑)
   言っとくけど(笑)
 私:先生がおかしくしてるんです
先生:いや~、ねぇ(笑)
   伴奏に来て、こんなに笑うって珍しくない?
Fさん:ないです(笑)
先生:ほら~、ないですって即答(笑)

そして歌うと今度はとてもいい。
歌だけでなく会話の声もとても良く聞こえます。
そーです、笑われているだけではありません、はい(笑)

歌に対する注意で

che di pianto sol nutro il cor

の、pianto(ピア~ント~)の ト~ を、長く伸ばすというより、
ちゃんと歌いきってから sol nutro へと。
それから、表情出し過ぎてて、しょぼ~んとなっているので、
もっと積極的に歌うようにと。
ん~、別に強調してるつもりはなく、自然と出ている表情なのですが
抑えたほうがいいということかな・・・・

前半部分を歌って先生から

「いつもの面白い(私の歌の)味が減ってる」

と言われました。
これも特に何かを意識しているわけではないのですが・・・・

ここで「Non t'amo piu」に歌を変えます。

e accanto a te sognai(エ アカント ア テ)
ここをブツ切りにして歌ったのでストップ。
「もっと先を予感して歌うように」と。

folle d'amor(フォ~レッダモ~ル)
フォを強く強調して歌いすぎ。

前半部分を歌って、まだまだノドにかかっているということで
先生が伴奏を変わって発声練習が始まります。

で、よく注意されるのが

「発声の時に口を作っている」

「オ」を発声する時に、あからさまに口が「オ」の形をしています。
先生の口の開け方を見ると自然と口が開いている。
「ア」でもなく「オ」でもなく・・・・・

そして、息が先に流れてオがあって、オ~。と。

で、もっと問題なのは、私は出だしの音をよくハズします。
ピアノの音や先生のガイドがあるにも関わらず、その音をイメージせず
歌うときにその音程を探っているため、音をハズすのだと。
でも実はイメージしていても音程をハズしている時もあります。
元々音感が悪いんです、はい・・・(号泣)

そんなこんなでレッスン終了。
やはりまだまだ課題があります。

コンサートまで1月を切りました。
出来ることは精一杯やって望まなくてはっ。