レッスンの最初、ブレスが続かないということを質問してみました。
「ブレスを長続きさせるには、息をあまり出さないこと、
息を閉じ込めるという感覚がそういうことなのでしょうか?」と。
先生からは
「まわすように使うという感覚」
「声帯がキチンと合っていればそんなに息は出ない」
ということでした。
どっちも体感的には全然分からない感覚ですね。。。
そしてレッスンは
・肋骨を動かす
・ブレス数種類
ブレスは強く同じ圧力で出すのが多く、たまにクラッとする時があります(笑)
・ハミング
声帯ごと硬くしていると指摘されました。
「声帯の筋肉層は柔らかくしていて、声帯の表面を覆っている皮だけをピッタリ合わせて
皮だけ引っ張る感じで。」と。
せ、声帯に皮ってあるの?しかもそれを引っ張るって・・・・??
再度ハミング2回。そして
「出だしの音を出す時に声帯を固めるクセがあるので、伸ばすように。」と指摘。
ド~レ~ド~レ~ド~ から ミ~ファ~ミ~ファ~ミ~までのハミング
ここでハミングは終わりなのですが、前回のレッスンまでと比べて
ハミングにかける時間がかなり少なかったです。
これは念入りにやらなくても出来ているからということなのかな・・・
・発声
奥歯より前で音を出すと、三枚目の声になってしまうので
奥歯より後ろをまわってくるように発声。と。
私の発声はギリギリの線だということです。
ン~ガ~ン~ガ~ン~ガ~と声を出す。
これは軟口蓋の上げ下げのためのトレーニングだそうです。
下あごを動かさないように続ける。
ン~ガ~ン~ガ~の間隔をだんだん速くしていく。
これ大変。。。
FとGになったあたりでパッサージョになってくるので
声帯全体を動かすのではなく、声帯の表面層だけを動かすようにと。
そもそも声帯そのものが動いているって感覚ないんですけど・・・・(号泣)
それと速くまわす発声が難しい・・・
今回の発声では先生から「そうそう」と言われることが多く、
上達してるんだな~と実感しました。
ってホントかな・・・??
「パッサージョの時の分離、声帯靭帯と声帯の筋肉層との分離が起こるかどうかが
高音が出るかどうかのカギになる」
ということも言われました。
で、いままでGくらいまでと思っていたのですが、今回のレッスンでは
Aが出てましたね。ふ~ん、もっとのびるかな・・・
・歌
前回はでは「Caro mio ben」をやっていたのですが、レッスン始めに
11月の門下コンサートで「O del mio amato ben」「Non t'amo piu」を
歌うと言ったので、今回のレッスンは「O del mio amato ben」を歌いました。
で、歌ではやはり「ノドの奥行き」の注意をよくされました。
レッスン終わって思ったのは、レッスン中に1度もノドに入って
セキをすることがなかったということ。
「ノドに入りそう」という感じもなかったですね。
先生からも
「進歩のあったレッスンでしたね」
と。
もっともっと進歩していかなくてはっ。