中3の4月から音楽科の声楽コースを

目指し歌のレッスンが始まった息子。



ピアノの先生にはピアノに加えて

ソルフェージュも教えて頂くことに。

ソルフェージュでは

耳で聴いた音を楽譜にする聴音、

楽譜を渡されて歌う歌唱の2つを習う。

息子は小学生の時にもピアノの後

ソルフェージュを習っていたが、

嫌で何度も脱走💨

引き止める先生の手を引っ掻いた事もガーン


あれから5年も経ち、少しは成長したようで

今回は頑張った。


歌のレッスンではまずは姿勢から。

息子は何もせず立っている事が難しい。

手で洋服の襟ぐりを触ったり、裾を

引っ張ったり、髪の毛を触ったり。

とにかくゴソゴソするので

先生から何度も

じっとして!

と始めた頃はよく注意されていました。


腹式呼吸では、

お腹に手を当てて息を吸ってー吐いてー

最初は息がなかなか長く続かず、

咳き込んだりすることもあったが

やっていくうちに、徐々に改善された。


受験に向けての練習曲は

帰れソレントへ

に決まった。

8月には地元の音楽コンクールへ出場。


入試直前の2月には

ピアノ教室の発表会で歌も披露した。


迎えた自己推薦入試。

受験番号1番。


受験後迎えに行ったら

全然上手く歌えなかった!

聴音も見直したら間違えてる!

もう!

ダメだー!

絶対落ちたー!

車に乗った瞬間から

大声で泣き喚くわ、

後部座席に寝そべって

手足をバタバタさせるし。

絶対車が揺れていたと思う。


これを家に着くまでの40分間やり続けた


こういう状態になると

もうどうしようもないので

ひたすら耐える私。


家に着いて、歌の先生とピアノの先生に

試験が終わった事の報告電話をした。

息子は泣きながら、

全然上手く歌えませんでした。

聴音も見直したら間違えがあったし

落ちたと思います。

すみません。と。

先生の声を聞いて少し落ち着いたみたいだった。


続けて私も電話で先生に状況説明。

先生からは意外にも

大丈夫だと思いますよ!

ダメだったって言う子が受かるんですよ。

自分の事を冷静にちゃんと見られているから。

大丈夫。合格してますよ!

と言われた。


息子には

もしダメだったとしても

3月に普通に受験すれば良いんだから

まだチャンスはあるよ!と伝えた。


が、当然気持ちの切り替えに時間がかかるので

まだ落ち込んでいた。


この日から合格発表の日まで

めちゃくちゃ長く感じた。


そして迎えた合格発表の日。

28人受験していて、合格するのは13名。

受験番号が1番。

探す間も無くすぐわかるのでドキドキ。


何と❗️合格合格


肩の荷が降りたようで、

始まったような気がした。