子供心に記憶に残っていた好きな歌。
自分は愚かだと、最近そんなことを思っていたから、
この曲もごく自然に心に浮かんだ。
萩原健一 「愚か者よ」
私は、この曲は、この人の歌唱しか知らない。
「 愚か者よ おまえの流した涙を受けよう
愚か者よ 私の胸にほほをうずめて 今夜は眠れよ 」
「 見果てぬ夢に 男はさまよい女はこがれる 」
「 ごらん金と銀の器を抱いて
罪と罰の酒を満たした
愚か者が街を走るよ 」
私の流す涙は、誰も受け止めてはくれない。
見果てぬ夢に、こがれてもいいんですね。
けれど、それが叶うかどうかは、また別の話。