さあ、今回も「信じなくて良い話シリーズ」をご紹介しましょう!
学生時代の不思議な力を使う友人は、物体テレポートや透視、俗に言うアカシックレコードに繋がる超能力を持っていました。
しかし、私は根性が悪いのか幾つかの奇跡体験をこの目で見ても、まだ心の底から信用していませんでした。
所が、今回の奇跡体験は信じざるを得ない様な出来事が起こってしまったのです。
これらの体験から、本当に米ソ冷戦時代から現在まで続く、まことしやかに噂される、各国の軍による「超能力者」の育成やスパイ活動、はたまた敵国の要人の命すら奪う事の出来るエスパー集団が存在すると言う噂が、実は噂では無いのではないか、と思えてきたのです。
日本においては、代々の歴代天皇家に使える陰陽師集団や伯家神道など、人知を超えた能力者の伝説は太古の昔から物語の様に伝承されていますが、それらの存在もまた、実在する集団なのかも知れない・・・と感じざる負えません!!
それでは、またまた日の目を見ないホームページからコピペした奇跡体験、行ってみましょう!!
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またまたM君の続きのお話です。
盗まれたバッグを集合意識にアクセスして見つけた事件から数か月後、私はまだM君の事を「怪しい」と思っていました。
私たちのクラブ活動は、週に2回、夕方の18:30からボランティアで隣町の小学校の体育館で、一般の大人から小学生までが通うクラブチームにコーチとして指導のお手伝いをしていました。
その日もクラブ活動を早めに切り上げ、部員全員、車で乗り合わせて隣町の小学校を目指して走っていました。
キャプテンのM君が運転する自動車が、ちょうどインターチェンジで信号待ちをしていると、「ドンッ!」と後ろから自動車が突っ込ん出来ました。
幸いお互いに怪我は無く、後続車の運転手のわき見運転による事故でした。
その時はお互い急いでいたので、M君は免許証を相手に見せ、加害者男性は会社の名刺をM君に差し出し、後日ディーラーで修理見積をしてもらったら連絡し合うという事で、その場は解決しました。
ちなみに加害者の男性は中古自動車を販売している社長でした。
後日、M君がディーラーに行って修理見積をはじいてもらったら、30万円の修理費が掛かるとの事でした。
M君は早速先方の加害者男性に連絡を取ろう、もらった名刺に書いてある電話番号に連絡しました。
すると。
「この電話番号は現在使われておりません・・・」
不審に思ったM君は、名刺に書いてある住所をナビ入れてその会社まで行ったのですが、なんとそこは「ただの畑」でした。
「やられたっ!」M君は悔しそうな顔をして天を見つめていました。
すぐに最寄りの警察署に行って、その名刺と共に被害届を出しました。
すると警察が思いもよらない事を言ったのです。
「この男は中古車を海外に違法に売っている奴で、我々も追っている星だよ。できればあまり近づかない方がいい。逮捕したらすぐに連絡してやるから。」と。
ただでさえ学生でお金に余裕が無い中、修理代の30万円は流石に痛い。
するとM君は事業中の休み時間、再び集合意識なる場所へアクセスし始めました。
私は「これで彼の能力が嘘かどうかわかるぞ!」密かに楽しみにしていました。
数十秒もするとM君は「おい、紙とペンかしてくれ」と言い、私はすぐにカバンから取り出してM君に渡しました。
遠くを見ながら自動書記の様に地図のようなもの描き始めたのです。
何の迷いもなく、道路の車線が複数あるバイパス道路と、ビルを解体したようなコンクリートガラの山、大きなショッピングモールを書き出しました。
私はすぐさまそこが何処なのか気付きました。
「M君、そこ〇〇〇だよ!」と。
【私は授業があったので、ここからはM君と同行した友人と後輩のお話を分かり易く纏めたお話です】
すぐに自動車に乗ってその周辺に行くのですが、漠然とし過ぎていて全く加害者男性を発見で出来ません。
1時間ほどぐるぐる走っていたのですが、さすがにM君も「今回は諦めるか・・・。」とつぶやきました。
すると、彼がふと視線を変えると、とある自動車の修理工場の事務所から、例の男性が出て来たのです!
M君は「いたっ!!」と叫び、すぐに加害者男性を取り押さえ、「ここで俺に腕の骨を折られるのと、あそこのショッピングセンターのATMで30万円下ろすのとどっちがいい?!」と聞きました。ちなみにM君は柔道、空手、拳法、喧嘩の達人です。
加害者男性は懇願し、お金はきっちり払いますから助けてくださいと言い、無事に修理代30万円を回収したのでした。
それから1週間後。
被害届を出した警察からM君に連絡が入りました。
「例の男性、こっちで捕まえたよ。お金はどうする?」と。
M君は「とっくに回収しましたからご心配なく!」と答えたら、警察も流石に驚いて「どうやって?!」と聞いてきたそうです。
後日、M君に「どうして今回は漠然とした情報しか見えなかったの?」と尋ねました。
M君は言いました。
「現在進行形で進んでいる場合はなかなかはっきりと見えにくいんだ」と。
この出来事をきっかけにM君の持っている能力はホンマもんや!と確信しました。
いかがでした?
こんな実話、にわかには信じられないですよね?!
まあ、エンタメの範囲でお楽しみ頂けたら幸いです。
信じるか信じないかは・・・
あなた次第です!!